このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 姫島灯台 
姫島灯台
姫島 の最東部、柱ケ岳に立つ灯台で、保存灯台(Bランク)に指定されています。 姫島のフェリー発着所から、 ひめしまブルーライン をひた走り、端っこまで進みます。

慶長10年に小倉藩主細川忠興が領国姫島に石積みのかがり火灯台を設けたと史書にあり、 かがり火を用いた和式灯台の初めとされています。
姫島灯台は明治35、36年の二か年継続工事をもって、島の東端に建設され、37年3月20日に点灯されました。 灯台は高さ12mの石造りで、山口県徳山市で産出した花崗岩が使用されています。 レンズはイギリス製の第四等四連閃光レンズ、灯器は日本で最初のフランス製石油蒸発白熱灯が使用されました。 昭和45年に灯台が自動化され、現在は大分海上保安部が管理しています。

 ▲ 姫島灯台
ひめしまブルーライン は穏やかな道のりでしたが、 姫島灯台へ上がる道だけは急勾配です。 灯台へ向かう坂道の上り口に、姫島七不思議のひとつ『阿弥陀牡蠣』の案内板と石碑があります。 阿弥陀牡蠣は、灯台の崖下の海食洞窟の中に群棲しているそうです。

ここから急な坂道を上ると、駐車場とトイレがあります。 そこから灯台までは徒歩で数mです。

灯台入口の門をくぐると、すぐ左側にある木に、アサギマダラが群がっています。 しかし良く見ると、木に何かの植物が結び付けられており、その植物にアサギマダラが群がっている様です。 恐らく観光客が喜ぶための仕掛けなのではないでしょうか。 植物は枯れているのですが、アサギマダラは夢中でむしゃぶりついています。

姫島のアサギマダラについてはコチラ

灯台の周囲は公園化されていて、綺麗に整備されています。 灯台の手前には、旧官舎も休憩所として残されており、中には古いランプが展示されています。

旧官舎の裏手にはスナビキソウが植えられていて、そこにもアサギマダラが飛来していました。

 ▲ 姫島七不思議・阿弥陀牡蠣の碑

 ▲ この奥の階段を上ると灯台がある

 ▲ この木にアサギマダラが群がっている

 ▲ スナビキソウが植えられている

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 ▲ 灯台から旧官舎を見下ろす

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 ▲ 姫島灯台

 ▲ 旧官舎の中は休憩所として利用されている

 ▲ 晴れていれば見えたらしい

 ▲ 姫島灯台

 ▲ 姫島灯台からひめしまブルーラインを振り返る

 ▲ 灯台入口にある姫島八十八ヶ所巡り第71番
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