このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 小石原焼き発祥の地 皿山を歩く 
小石原焼き発祥の地 皿山を歩く
小石原焼は朝倉郡東峰村小石原地区(旧小石原村)で焼かれる陶器で、 1682年に黒田光之が伊万里から陶工を招いて窯場を開いたのが始まりで、筑豊地方で最初の焼き物の産地です。 「道の駅 小石原」や東峰村役場小石原庁舎を中心にして国道211号沿いに沢山の窯元が点在しています。

小石原焼は、飛び鉋、刷毛目、櫛目、指描き、流し掛け、打ち掛けなどの技法で表現される独特の紋様が特徴で、 主に生活雑器が焼かれています。

「道の駅 小石原」の正面よりのどかな田舎道を入って行くと、小石原小学校があり、突き当りまで進むとそこは森林です。 森林沿いに走る道路を右に曲がり進むと、「ギャラリー小石原」があり、更に進むと、 ふた手に分かれる石畳の道が、 小石原焼発祥の地と言われる皿山地区です。

 ▲ 小石原MAP
皿山地区の中間地点(?)石畳通りの分岐点はギャラリー兼カフェになっており、 そこからまず右手を散策します。

最初の窯元「川崎窯」で名前入りの湯のみを物色。 丁度「春の民芸むら祭」の前日だったので、店先にはお値打ちの焼き物がずらり。
川崎窯さんのすぐ先には、「唐臼」があります。

小石原の春は、桜、ツツジ、シャクナゲなどの春の花が咲き、 特に5月頃咲く「シャクナゲ」は東峰村の村花でもあり、様々な場所で見る事ができます。 ここ皿山地区にも沢山のシャクナゲがあり、見所がいっぱい。 各窯元の敷地内にもあるので、マナーを守って見学して下さい。


 ▲ ここからふた手に分かれる道沿いが皿山

 ▲ 川崎窯

 ▲ 川崎窯

 ▲ 唐臼

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 ▲ マルダイ窯(太田窯)
石畳の道を更に歩くと、太田万弥窯の大きな看板があります。 重厚な藁葺屋根と、その裏山にツツジの丘が見えたので、立ち寄ってみました。 マルダイ窯(太田万弥窯)は江戸時代から続く窯元だそうです。 藁葺屋根の古民家には大きな壺や古そうな調度品と、歴史を感じる窯元さんでした。
つつじ園へは窯の裏側から登って行きます。

小石原・マルダイ窯(太田窯)のつつじ園

 ▲ マルダイ窯(太田窯)

 ▲ マルダイ窯(太田窯)のつつじ園

 ▲ 小石原には四季の花が溢れています

 ▲ 柳瀬本窯元

 ▲ 八仙窯
皿山地区の一番奥にあるマルワ窯(太田富隆窯)の駐車場には、「中野上の原古窯跡」の案内板が建っています。 この皿山地区が小石原焼発祥の地と云われる所以や、 この場所から昔の登窯や陶磁器片が出土した事などが記されています。

 ▲ ヤマイチ窯

 ▲ マルワ窯に建つ
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では石畳通りを分岐点まで戻りまして・・・ 今度は分岐点から右側の石畳通りを散策します。
太田熊雄窯では、入口の大きな石灯籠が目を引きます。 中庭には素敵な作品が沢山展示されていましたが、ちょっとお土産に・・・という金額ではなかったです。
その前に建つのが太田秀隆窯。
小石原は太田姓が多いですね。

 ▲ 太田熊雄窯

 ▲ 太田熊雄窯
石畳通りの奥には、小石原の見どころのひとつ、「 行者杉(ぎょうじゃすぎ) 」があります。 樹齢200年から600年、約4.68haにわたる375本の杉の巨木群の事で、 その中でも林野庁の「森の巨人たち百選」に選定された「大王杉」は幹回り約8.3m、樹高約55mという大木です。 行者杉の杉林の中には修験の始祖「役行者(えんのぎょうじゃ)」の木像が安置されている「行者堂」や、 霊泉「香水池」などがあります。

 ▲ 太田秀隆窯

 ▲ 皿山まっぷ
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小石原焼き発祥の地 皿山を歩く DATA
住所朝倉郡東峰村小石原皿山
電話番号
公式HP
備考

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last visited : 2010/05/10

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