JR肥薩線は球磨川に沿って走っており、八代市〜人吉市〜鹿児島〜宮崎を繋いでいます。 その間に球磨川を4回横断するので、それぞれに鉄道橋が架けられているのですが、 この
球磨川第二橋梁もそのひとつです。
この第二球磨川橋梁(どちらが正式名称なのか?)は、「
球磨川第一橋梁
」と同じく、 明治41年に架設、アメリカ人技師クーパーとシュナイダーが設計し、アメリカン・ブリッジ社が製作したトラス橋です。 第一と第二の違いと言えば、橋の長さだけなのだそうで、 第二の長さは橋長179mです。第一より少し短いのですね。
橋脚上の連結部に60度の斜角がついた「トランケート式」と呼ばれるものは、球磨川第一橋梁とともに、 全国に2つしか残っていないと言われています。