このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 母智丘(もちお)公園 
母智丘(もちお)公園
母智丘(もちお)は宮崎県都城市西部郊外にある丘陵地で、 母智丘・関之尾県立自然公園に属します。 母智丘公園は、「日本の桜名所100選」に選ばれた桜の名所で、 毎年桜の季節に「もちお桜まつり」が行われ、夜間のライトアップも行われます。 期間中は桜並木下から広場内が車両通行禁止となります。
母智丘公園入口には「 母智丘神社 」の鳥居があり、そこから約2kmの桜並木が続きます。 母智丘公園の桜の見どころは、この約2kmの桜並木と、 母智丘頂上から見下ろした桜と都城市の眺めです。

この桜は1871年(明治4年)に地頭(現・県知事)三島通庸が母智丘に参詣の途中、 佐土平(現・都城市庄内町上川崎)の山で桜の大木を発見し、 常備隊200人余りを使って母智丘の陰陽石の側に植えたのがはじまりです。 同時に常備隊兵士に1本ずつ桜を奉納させ、一帯には300本の桜が植えられました。 その後明治15年には森熊太郎が、大正2年には黒岩常次郎が桜を植樹しました。 昭和2年、昭和5年には江夏芳太郎によって植樹され、 昭和36年には江夏商事株式会社ほか多数の有志により補植が行われました。
参道には明治初期に植えられた老木が、百年桜として現在も残っています。

母智丘公園は大きく分けると3つの広場 「母智丘広場」「 多目的広場 」「 くまそ広場 」から成っています。 丘陵地を利用した公園なので、各広場は離れており、山を上って行きますので、車で移動する必要があります。

まず 母智丘公園入口から約2kmの桜並木を進むと、 芝生広場に桜が沢山植えられた「母智丘広場」があります。 ここには明治2年に植樹された陰陽桜が現在も花を咲かせます。

 ▲ 公園入口の桜並木はまだ1分咲き

 ▲ 約2kmの桜並木には普通に民家がある

 ▲ 母智丘神社案内図

 ▲

 ▲ 母智丘公園、母智丘広場。「さくら名所100選の地」の石碑も建つ

 ▲ 陰陽桜


陰陽桜・・・ 明治2年(1869年)に都城地頭となった三島通庸(みちつね)が、 石峰稲荷明神の改築、参道の整備、桜の植樹などを行い、母智丘神社と改名した際に植樹されたと伝えられています。
本来この桜は二種(ソメイヨシノ、ヤマザクラ)の別々の木でしたが、長い年月を経て一つとなったため、 枝によって開花期が異なっており、その様を称して陰陽桜と呼ばれるようになりました。
胸高:3.7m、根回り:6m、推定樹齢:150年


 ▲ 母智丘広場

 ▲ 母智丘広場

 ▲ 桜の時期に良く見かけた岩ツツジ

 ▲ 母智丘関之尾公園案内図

 ▲ 遊具広場前の植樹記念碑
page top  
母智丘神社
江戸時代に稲荷信仰の対象だったこの場所に、 廃藩置県後に赴任してきた地頭・三島通庸(みちつね)が、明治3年(1870年)に母智丘神社を創建し、 祭神を豊宇気姫神(とようけひめのかみ)、大年神(おおとしのかみ)と定めました。 社名の由来は、この一帯の地名が餅丘・持尾と呼ばれていたことに因ります。
母智丘神社境内には、陰陽石(陰石、陽石から成る)が祀られ、古くから安産と縁結びの神石と云われています。 更に上ると展望台があります。

 ▲ 母智丘神社の鳥居

 ▲ 母智丘神社
母智丘神社からは、母智丘公園入口から母智丘公園までの約2kmの桜のトンネルと、公園内の桜が見下ろせ、 満開の時にはまるでピンクのカーペットの様に見えます。 「もちお桜まつり」では、桜並木入口から母智丘神社本殿までを駆け抜け、神社の鈴を鳴らす 「さくら福男・さくら福女」レースが行われます。

母智丘広場から参道の階段を上って行くと「母智丘神社」ですが、母智丘公園内はそれぞれに駐車場が設けてありますので、 車で行くことも出来ます。

 ▲ 母智丘神社

 ▲ 母智丘神社から見下ろした、母智丘公園の桜。この日は4〜5分咲きだったが、満開だともっとはっきりしたピンクのカーペットが見える
page top  
多目的広場
多目的広場では、ソフトボール(4面)、サッカー(2面)、ラグビー(2面)があり多目的に利用できます。 ここでは駐車場周辺に沢山の桜が植えられています。

 ▲ 多目的広場

 ▲ 多目的広場の桜

 ▲ 多目的広場の桜
page top  
くまそ広場
県指定無形民俗文化財である熊襲(くまそ)踊りから名付けられているこの広場には、 芝生広場やこどもの広場、展望台などがあります。
この展望台は、「ヴュー手フル展望台」と名付けられており、 クイーン王将の清水市代さんが大事な防御戦の中、ここの景色の美しさ、吹き渡る風の心地よさに、 身も心も頭の中まで洗われて行き、瞬く間に好手・妙手が湧き出てきたことより命名されました。
くまそ広場からは霧島連山を望み、近くの 関之尾滝 の姿も見る事ができます。

 ▲ こどもの広場

 ▲ くまそ広場

 ▲ ヴュー手フル展望台

 ▲ つくしが沢山生えていた

 ▲ 霧島連山と関之尾滝(画像中央)
page top  
都城市のお宿都城市近郊関連商品information
ベッセルホテル都城
広い客室とゆったりベッドで、ビジネスにも、ご家族旅行にも最適!  リーズナブルな料金で広い客室に全室クィーンサイズ(150cm幅)のベッドを設置。朝食、ネット接続、平面駐車場が無料。都城ICから4kmで、18歳以下のお子様は添い寝無料と、ビジネスにも・家族旅行にも最適!
常盤荘
自家農園で採れた野菜を安全で美味しく。お料理は最上のおもてなし。 モダンで「和」のテイストが随所に散りばめられ、 朝、夕と静かな佇まいを見せる中庭と野兎が出る露天風呂が静かで贅沢な時間をご提供いたします 別邸霧島津からの霧島山麓の景観は絶景
観音池ポーク
霧島連山を望む、大いなる自然の元で、五戸の生産者たちが、心を込めて作りました。 さっぱりとジューシーな味わい、やわらかく臭みのない肉質。 豚肉の風味とうま味を、とことん引き出した、生産者自身のブランド「観音池ポーク」。 都城市高城町からお届けします。
太陽のタマゴ
宮崎マンゴーグルメ大賞受賞!「太陽のタマゴ」  日本農業賞受賞の極上宮崎完熟マンゴー。 【送料無料】太陽のタマゴ(大玉2玉)  最高級フルーツ宮崎の厳しい基準を乗り越えた『香り・色艶・糖度』全てがプレミアムの宮崎完熟マンゴー。
ぐるなびトラベル
ぐるなびトラベル(インターネット版旅の手帖)の宿泊プラン。
母智丘公園 DATA
住所宮崎県都城市関之尾町6328-4(多目的広場)
電話番号0986-23-2460/(社)都城観光協会
桜の本数
入園時間24時間
駐車場無料駐車場あり
公式HP
備考

大きな地図で見る
近隣 SPOT関連 LINK
BACK    HOME    PAGE TOP
last visited : 2013/03/19

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください