このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 椿光寺 
椿光寺
大分県豊後高田市黒土にある「椿光寺(しゅんこうじ)」は、通称「椿寺」と呼ばれています。 また、『椿大師元祖の寺』と呼ばれています。

※ この地区には「椿」と名の付く寺院が3つ (椿光寺、椿堂、椿大堂) 密集しており、 椿堂と椿大堂は同じ境内にあり、HPや山門も共に掲げている友好的な関係、 それに対して椿光寺は別のお寺という構図です。 椿光寺は「元祖」、椿堂は「本家」と主張している様です。

約300年前の宝暦10年(1760年)、天台宗 天念寺 の10代目住職の十一世世殿法印和尚によって開基されたと伝えられています。 天念寺の10代目住職が四国を巡拝した後、この地に豊後四国八十八ヶ所を開かれました。
現在の椿光寺境内の東の隅に、古くは椿の大樹が生い茂っており、 その根元に大師をお祀りして以来、御利益を授かる参拝者の方々から椿弘法大師・椿のお大師さんと信仰されてきました。
そして椿大師の偉徳を忍び、「椿大師本堂」を建立し、 椿の大樹古跡に「大修行像(弘法大師像)」を建立されたそうです。

 ▲ 椿光寺
大修行像(弘法大師像)は、像自体も大きいのですが、「大師堂」というお堂の上に建立されているので、 遠目にも良く目立ちます。
大師堂には、大師霊水が湧いています。

椿光寺の境内で弘法大師像を拝観していると、 ご住職が出てこられて、本堂へお招きして頂きました。
そこでお寺の由来などのお話をして下さいましたが、 隣接するお寺の事は余り良く思われていない印象でした。

椿光寺では年間を通して様々な行事が行われているそうです。 中でも良く知られているのが、 4月29日の春季大祭にて執り行われる採燈大護摩供「火渡り行」です。 焼いた護摩の上を白装束に身を包んだ者が裸足で渡るという荒行で、 県内外より多くの参拝者が訪れお接待がふるまわれます。

 ▲ 大師堂の中に大師霊水が湧いている

 ▲ 大師堂の中

 ▲ 県道654号沿いにある開運不動

 ▲ ここで火渡り行が行われる
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椿光寺 DATA
住所大分県豊後高田市黒土1131
電話番号0978-53-5221
駐車場あり
公式HP
備考
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last visited : 2014/05/06

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