＜蝶の写真館＞　アカタテハ（たてはちょう科）

アカタテハ（赤立翅）
学　名	Vanessa indica
科　名	たてはちょう科
時　期	年2〜4回、5月〜11月
分　布	日本全土
大きさ	（前翅長）30-35mm （開張）60mm前後
生育地	山地から平地の田畑、市街地など

＜特徴＞

　春から晩秋にかけて、日本各地の山地から平地の田畑や市街地などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、表側は、赤褐色地に黒い斑紋があり、前翅には白斑紋も見られます。活発に飛び回っていて、なかなかシャッターを切らせてくれません。幼虫は、イラクサ科植物（カラムシ、ヤブマオなど）、ニレ科植物（ケヤキ、ハルニレなど）を食べます。

＜名前の由来＞
　翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも赤（アカ）色っぽいので、この名前が付きました。

＜備考＞
　季節型はなく、成虫で越冬します。オスとメスはよく似ていて、識別が難しいのです。

　2000年7月16日、標高500mの樽口峠（山形県小国町）で撮影しましたが、オカトラノオの花で吸蜜していました。

　2005年9月19日午前、日高育成牧場（北海道浦河町）で撮影しました。

　2005年10月9日午前、河和田（福井県鯖江市）で撮影しました。

　2006年5月4日午前、知念城跡（沖縄県南城市）で撮影しました。

　2006年9月10日午前、標高約570mの秩父高原牧場（埼玉県東秩父村）で撮影しました。

　2014年6月14日午後、美保関（島根県松江市）で撮影しました。

＊ご意見、ご要望のある方は右記までメールを下さい。よろしくね！　 gauss@js3.so-net.ne.jp


アカタテハ（たてはちょう科）　2000年7月16日、樽口峠（山形県小国町）で撮影


アカタテハ（たてはちょう科）　2005年9月19日午前、日高育成牧場（北海道浦河町）で撮影


アカタテハ（たてはちょう科）　2005年10月9日午前、河和田（福井県鯖江市）で撮影


アカタテハ（たてはちょう科）　2006年5月4日午前、知念城跡（沖縄県南城市）で撮影


アカタテハ（たてはちょう科）　2006年9月10日午前、秩父高原牧場（埼玉県東秩父村）で撮影


アカタテハ（たてはちょう科）　2014年6月14日午後、美保関（島根県松江市）で撮影

	蝶の写真館へ戻る
	旅の写真館へ戻る
	ホームページへ戻る