このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> たてはちょう科

ルリタテハ 


ルリタテハ(瑠璃立翅)
学 名Kaniska canace
科 名たてはちょう科
時 期年2〜3回、6月〜11月
分 布日本全土
大きさ(前翅長)25-44mm
(開張)55-65mm
生育地市街地、山地など
<特徴>
 初夏から秋まで、市街地から山地まで見ることができるタテハチョウの一種です。翅の裏側は木肌模様で、目立ちませんが、表側は黒地に瑠璃(ルリ)色の帯があり、前翅には白い模様も見られます。とても敏捷に飛びまわり、樹上や路上では羽を開いて休みますが、樹液を吸う時などは、羽を閉じるので目立たなくなります。幼虫はユリ科植物(サルトリイバラ、ホトトギスなど)を食べます。

<名前の由来>
 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、翅の表側に瑠璃(ルリ)色の帯があるので、名付けられました。

<備考>
 成虫で越冬します。また、メスがオスよりやや大きいのです。本土亜種と南西諸島亜種があります。

ルリタテハ(たてはちょう科)南西諸島亜種 1998年1月11日与論島(鹿児島県)

 1998年1月11日に与論島(鹿児島県)の茶花集落の南のサトウキビ畑の続くあたりを歩いていて、見つけましたが、南西諸島亜種で、本土亜種に比べてやや大型でルリ色の帯がやや内側に偏っています。菜の花にとまって風に揺れていたのが、とても印象に残りました。

ルリタテハ(たてはちょう科)本土亜種 2006年4月9日午後、「嵐山 蝶の里公園」(埼玉県)

 2006年4月9日午後、「嵐山 蝶の里公園」(埼玉県)で撮影しましたが、本土亜種です。

ルリタテハ(たてはちょう科)本土亜種 2006年8月11日昼、見沼たんぼ(埼玉県川口市)

 2006年8月11日昼、見沼たんぼの見沼代用水東縁付近(埼玉県川口市)で撮影しましたが、本土亜種です。

ルリタテハ(たてはちょう科)本土亜種 2014年6月15日午前、大山寺参道(鳥取県大山町)

 2014年6月15日午前、標高750mにある大山寺参道(鳥取県大山町)で撮影しましたが、本土亜種です。

ルリタテハ(たてはちょう科)本土亜種 2016年4月30日午後、各務野自然遺産の森(岐阜県各務原市)

 2016年4月30日午後、各務野自然遺産の森(岐阜県各務原市)しましたが、地表に止まっていました。

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