このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> たてはちょう科

ヒメアカタテハ 


ヒメアカタテハ(姫赤立翅)
学 名Cynthia cardui
科 名たてはちょう科
時 期多化性、5月〜11月
分 布日本全土
大きさ(前翅長)25-33mm
(開張)55mm前後
生育地平地から山地の草地、畑地、市街地など
<特徴>
 春から晩秋にかけて、日本各地の平地から山地の草地、畑地、市街地などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、表側は、褐色地に黒い斑紋があり、前翅には白斑紋も見られます。活発に飛び回っていますが、時々、花や地上に静止することがあるので、結構シャッターも切らせてくれます。幼虫は、キク科植物( ヨモギ、ハハコグサ、ゴボウなど)を食べます。

<名前の由来>
 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも赤(アカ)色っぽく、アカタテハに比べて、やや小さく愛らしいので姫(ヒメ)が付きました。

<備考>
 暖地では、成虫で越冬するので早春に見られることもあります。オスとメスはよく似ていて、識別が難しいのです。

ヒメアカタテハ(たてはちょう科) 2000年7月1日、霞ヶ浦町(茨城県)で撮影

 2000年7月1日午前、霞ヶ浦町(茨城県)で撮影しましたが、シロツメグサにとまっていました。

ヒメアカタテハ(たてはちょう科) 2003年9月16日午後、上士幌町(北海道)で撮影

 2003年9月16日午後、上士幌町(北海道)で撮影しました。

ヒメアカタテハ(たてはちょう科) 2003年10月5日午前、嬬恋村(群馬県)で撮影

 2003年10月5日午前、嬬恋村(群馬県)で撮影しました。

ヒメアカタテハ(たてはちょう科) 2004年9月20日午前、茂津多岬(北海道島牧村)で撮影

 2004年9月20日午前、茂津多岬(北海道島牧村)で撮影しました。

ヒメアカタテハ(たてはちょう科) 2005年11月5日午後、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影

 2005年11月5日午後に撮影しましたが、見沼たんぼ(埼玉県川口市)にある「見沼自然の家」付近の畑地を飛んでいて、菊の花で吸蜜していました。

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