このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<岬と灯台写真館>

江須崎と江須埼灯台(和歌山県)

2004年12月24日午後に江須崎(和歌山県)で撮った写真です。


 3泊4日で、紀伊半島一周の旅に出かけ、まず東海道新幹線「のぞみ1号」で名古屋へ出て、近畿日本鉄道の賢島行き特急に乗り換え、宇治山田駅へと至りました。その後、駅前でレンタカーを借りて、 安乗埼灯台大王埼灯台麦埼灯台 と巡ってカメラに収めました。その後は、国道260号線へ出て、リアス式海岸をたどりながら一路紀伊長島へと向かい、国道42号線へ出てからは、一気に南下して、和歌山県に入り、湯川温泉「南紀荘」に泊まりました。翌朝は、8時半過ぎには宿を立って、少し、北に戻って宇久井半島の 宇久井駒埼灯台 そして、南下して 樫野埼灯台潮岬灯台 と回って写真を撮りました。その後、再び国道42号線へ出て西へ走り、椿温泉へと向かったのです。途中、夕暮れが迫る中、江須埼灯台へも立ち寄ってシャッターを切りました。

☆江須埼灯台地図
江須埼灯台 (2004年12月24日撮影)
江須埼灯台の概要
番号 2907
位置 北緯 33度29分55秒 
東経 135度35分33秒
塗色 白色  
構造 塔形(円形) コンクリート造
灯質 群閃白光 毎10秒に2閃光
光度 8千5百カンデラ
光達距離 12海里(約22km) 
明弧 全度
灯塔高 10.5m(地上〜塔頂)
標高 32.6m(平均海面〜灯火)
初点灯 1961年(昭和36)3月31日
所在地和歌山県西牟婁郡すさみ町

<特徴>
 江須埼灯台は、紀伊半島の江須崎の突端に立つ白亜円形の 小型灯台 です。周辺は、枯木灘県立自然公園に指定され、太平洋を望む風光明媚の地です。

<歴史>
 この灯台は、1961年(昭和36)3月31日に設置、 初点灯 しました。西の市江埼灯台、東の 潮岬灯台 とのちょうど中間に位置し、枯木灘を航行する船の安全を守り続けています。

<現況>
 現在の 灯塔高 (地上から塔頂まで)は10.5m、 標高 (平均海面〜灯火)は32.6mで、 光度 は8千5百カンデラ、 光達距離 は12海里(約22km)です。

江須埼灯台のプレート江須埼灯台の塔頂部

☆江須崎周辺の海

江須崎周辺の海

 江須崎は、太平洋に突き出た陸続きの島で、亜熱帯植物が生い茂り、国の天然記念物となっています。島内は、周囲2kmほどで遊歩道が設けられています。ここから見る太平洋は、荒々しい磯もあって、なかなかの景色です。


☆江須崎の夕焼け

江須崎の夕焼け

 江須崎の先端にたどり着いた頃には、陽が傾きかけ、夕焼けがとてもきれいでした。そんな光景をカメラに収めておきました。


☆江須崎の「日本童謡の園」

モニュメント「お花が笑った」童謡「みかんの花咲く丘」の碑

 江須崎は、1987年(昭和62)10月に、日本で初めて童謡を集大成した「日本童謡の園」となりました。紀州ゆかりの「まりと殿様」「鳩ポッポ」「お花が笑った」をはじめ心に残る10曲の童謡の碑やモニュメントが遊歩道沿いに立っています。近づくとセンサーによって、童謡のメロディーが流れるようになっています。とても懐かしく、いいムードで散策することが出来るのです。


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