| | 走行中の福井鉄道300形 (2005.10.9撮影) | 停車中の福井鉄道300形 (2005.10.9撮影) |
福井鉄道は、福井県内において、越前市の越前武生駅〜福井市の田原町駅間(20.9km)と福井城址大名町〜福井駅間(0.6km)を結ぶ福武線(駅数25)を運行するローカル私鉄事業者です。1921年(大正10)8月12日に福武電気鉄道株式会社が設立され、1924年(大正13)に武生新駅(現在の越前武生駅)〜兵営駅(現在の神明駅)間が開業、翌年に兵営駅〜福井市駅(現在の鉄軌分界点付近)間が開業しました。1933年(昭和8)に福井市駅を福井新駅(現在の赤十字前駅)に改称して移設し、福井新駅〜福井駅前停留場間が開業します。1945年(昭和20)8月1日に、福武電気鉄道が鯖浦電気鉄道などと合併して福井鉄道が発足しました。1950年(昭和25)に花堂駅〜福井新駅間が複線化、1980年(昭和55)にCTC化が完成しました。2013年(平成25)から超低床電車F1000形初が投入され、2016年(平成28)には、駅前線を延長すると共に、田原町駅でえちぜん鉄道三国芦原線との相互乗り入れを開始します。鉄軌道事業以外に、乗合バス事業、貸切バス事業、広告業、物品販売業も営んできました。 |