このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> せせりちょう科

ギンイチモンジセセリ


ギンイチモンジセセリ
(銀一文字せせり)
学 名Leptalina unicolor
科 名せせりちょう科
時 期年2〜3回、4月〜8月
分 布北海道〜九州
大きさ(前翅長)13-21mm
(開張)26-32mm  
生育地草原、草地
<特徴>
 春から夏まで、平地から山地の草原や草地で見られるセセリチョウの仲間ですが、山地や寒冷地では年1回の発生となります。翅の表側は黒っぽく、裏側は、前翅では黒褐色から黄褐色、後翅では、黄褐色に白銀色の帯があります。また、ゆるやかにひらひらと飛ぶのが特徴です。幼虫は、イネ科植物(ススキ、エノコログサ、チガヤ、ヨシなど)を食べます。

<名前の由来>
 ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、後翅裏側の白銀帯が、輝いて銀の一文字のように見えることから名付けられました。

<備考>
 春型と夏型がありますが、春型は銀一文字がくっきり出ます。環境省レッドデータブック準絶滅危惧

ギンイチモンジセセリの春型(せせりちょう科) 2006年4月22日午後、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影

 2006年4月22日午後、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影しましたが、草地を緩やかに飛んでいました。

ギンイチモンジセセリの春型(せせりちょう科) 2006年4月30日午後、「北本自然観察公園」(埼玉県北本市)で撮影

 2006年4月30日午後、「北本自然観察公園」(埼玉県北本市)で撮影しましたが、菜の花の咲く草地を飛んでいました。

ギンイチモンジセセリの春型(せせりちょう科) 2007年6月3日午後、小倉沢(埼玉県秩父市)で撮影

 2007年6月3日午後、小倉沢(埼玉県秩父市)で撮影しましたが、1頭だけいました。

ギンイチモンジセセリの夏型(せせりちょう科) 2007年8月18日午後、「秋ヶ瀬公園」(埼玉県さいたま市)で撮影

 2007年8月18日午後、「秋ヶ瀬公園」(埼玉県さいたま市)で撮影しましたが、1頭だけひらひらと飛んでいました。

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