＜蝶の写真館＞　ヒメキマダラヒカゲ（じゃのめちょう科）

ヒメキマダラヒカゲ（姫黄斑日陰）
学　名	Zophoessa　callipteris
科　名	じゃのめちょう科
時　期	ふつう年1回、6月〜9月
分　布	北海道〜九州
大きさ	（前翅長）25-34mm （開張）50-60mm
生育地	山地の樹林帯樹など

＜特徴＞

　ふつう年1回発生し、初夏から秋にかけて、山地の樹林帯樹などで見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は黄色の地に黄褐色の線と後翅には蛇の目模様が見られます。表側は茶褐色の地に黒褐色の線と後翅には黒の斑模様が見られます。幼虫は、イネ科植物（チヂミザサ、クマザサ，チシマザサ、ヤマカモジグサなど）を食べます。

＜名前の由来＞
　翅にヘビの目玉に似た丸い紋（蛇の目）があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいので姫（ヒメ）、また黄色の斑（キマダラ）模様があるのにちなんで命名されました。

＜備考＞
　メスはオスに比べて大きめです。

　2005年7月9日午前、標高約1,800mにある湯の丸高原（長野県東御市）で撮影しました。

　2005年7月23日昼、標高約1,600mにある信州大学志賀自然教育園（長野県山ノ内町）で撮影しました。

　2005年8月21日午前、標高約1,400mにある蓮華温泉キャンプ場付近（新潟県糸魚川市）で撮影しました。

　2006年8月6日午後、入笠山（長野県富士見町）のゴンドラ山頂駅（標高1,780m）付近で撮影しました。

　2006年8月20日午前、標高1,100mの三峰山（埼玉県秩父市）で撮影しました。

　2009年7月31日午後、松山湿原（北海道美深町）で撮影しました。

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ヒメキマダラヒカゲ♂（じゃのめちょう科）　2005年7月9日午前、湯の丸高原（長野県東御市）で撮影


ヒメキマダラヒカゲ♀（じゃのめちょう科）　2005年7月23日昼、信州大学志賀自然教育園（長野県山ノ内町）で撮影


ヒメキマダラヒカゲ♀（じゃのめちょう科）　2005年8月21日午前、蓮華温泉付近（新潟県糸魚川市）で撮影


ヒメキマダラヒカゲ♀（じゃのめちょう科）　2006年8月6日午後、入笠山（長野県富士見町）で撮影


ヒメキマダラヒカゲ（じゃのめちょう科）　2006年8月20日午前、三峰山（埼玉県秩父市）で撮影


ヒメキマダラヒカゲ（じゃのめちょう科）　2007年8月7日午前、北海道上川町で撮影


ヒメキマダラヒカゲ（じゃのめちょう科）　2009年7月31日午後、松山湿原（北海道美深町）で撮影

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