このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> あげはちょう科

ホソオチョウ


ホソオチョウ(細尾蝶)
学 名Sericinus montela
科 名あげはちょう科 
時 期年3〜4回、4月〜9月
分 布本州、九州
大きさ(前翅長)26-32mm
(開張)30-35mm
生育地草原、河川敷など
<特徴>
 年3〜4回、春から秋に、本州や九州の草原や河川敷などで部分的に見られますが、本来は日本にいなかった種で、人為的に持ち込まれたものが繁殖したと思われます。アゲハチョウの仲間で、翅の表側は、オスでは、前翅に白地に太い黒条が目立ち、メスでは、黄白地に前後翅に黒条が発達して黒ずんでいます。オス、メスとも、後翅には中央に赤斑列があり、尾錠突起が細くて長いのが特徴です。ふわふわとゆるやかに飛翔し、時々花や葉に止まるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)を食するので、それらの生えている河川敷や草地などで見ることが出来ます。

<名前の由来>
 尾錠突起がが発達して、細くて尾のように見えることから命名されました。

<備考>
 春型と夏型があり、春型は夏型より小型で、尾錠突起は短めです。

ホソオチョウ夏型♂(あげはちょう科) 2014年7月6日午後、比良の丘(埼玉県所沢市)で撮影 
ホソオチョウ夏型♀(あげはちょう科) 2014年7月6日午後、比良の丘(埼玉県所沢市)で撮影

 2014年7月6日午後、比良の丘(埼玉県所沢市)で撮影しましたが、たくさんの数で乱舞していました。

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