猪苗代湖のデータ | 湖面積 | 103.3k㎡ | 湖岸線長 | 50.4km | 最大水深 | 93.5m | 湖面標高 | 514m | 透明度 | 10m | 成因 | 断層湖 | 区分 | 淡水湖 |
| 日本で4番目(東北では1番目)の広さを誇る猪苗代湖は、周囲50.4km、面積103.3k㎡、最大水深93.5mで、数十の中小河川が流入しています。その水は、日橋川が唯一の流出口となり、会津盆地を潤して、阿賀野川となって日本海に注いでいます。猪苗代湖の成因は、現在の湖の東側と西側の両断層により地面が陥没して猪苗代盆地ができた後、およそ8万年前頃に古磐梯山の噴火によって流路がふさがれ、盆地の低いところに水が溜まって出来たと考えられています。周辺は、磐梯朝日国立公園に指定され、磐梯山の眺めも美しく、東北有数の観光エリアとなっていて、観光船も巡っています。また、夏は避暑、湖水浴、ウォータースポーツ、キャンプなどに利用され、秋は周辺の紅葉も美しく、冬は東岸の志田浜に白鳥が飛来することで知られています。 |
十六橋は、唯一猪苗代湖から流れ出る日橋川に架かる橋です。湖水に一番近い橋で、1868年(慶応4)の戊辰戦争時に重要拠点として、戦いが繰り広げられました。この橋はその名の通り、元来は、十六の橋が繋がっていたそうで、名所となっていました。しかし、現在の十六橋は、1913年(大正2年)に造られた鉄骨橋で、そのすぐ下流に十六橋水門があります。
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十六橋と渡邊信任翁頌徳碑 2005年4月30日撮影 (キャノンPower Shot A40) |
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十六橋から金の橋を望む 2005年4月30日撮影 (ニコンD70 28-200mmズーム) |
東北旅行の帰路、喜多方を通過して、国道49号線へ出て、猪苗代湖畔へと至ったのです。ここでは、まず十六橋付近か写真を撮りました。猪苗代湖から日橋川が流れ出す所に、金の橋があり、なかなか良い景観なので、カメラに収めておきました。
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浜路浜からの眺望 2001年6月1日撮影(ニコンF60D 28-80mmズーム) |
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郡山市上水道の浜路取水塔 2001年6月1日撮影(ニコンF60D 28-80mmズーム) |
東北自動車道をひた走って、福島県に入り、白河インターで下りて、国道294号線を猪苗代湖方面へ向かいました。まず、猪苗代湖畔の浜路浜から湖の様子を撮影してみました。
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天鏡閣の外観 2001年6月1日撮影(ニコンF60D 28-80mmズーム) |
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天鏡閣付近から猪苗代湖の眺望 2001年6月1日撮影(ニコンF60D 28-80mmズーム) |
猪苗代湖北側の高台にある「天鏡閣」は、1907年(明治41)に、有栖川宮親王の別邸として建築されたもので、現在は、国指定の重要文化財として公開されています。本館はフランスルネッサンス風の木造洋風建築で、館内の窓や庭園からは猪苗代湖の美しい姿を望むことが出来ます。
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銀の橋周辺の景観 2005年4月30日撮影 (ニコンD70 28-200mmズーム) |
国道49号の猪苗代湖から日橋川が流れ出す所に、金の橋、銀の橋が続けて架かっていますが、ここから見た猪苗代湖もなかなか風情があります。銀の橋の周辺から、シャッターを切っておきました。
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天神浜から磐梯山を望む 2005年4月30日撮影 (ニコンD70 28-200mmズーム) |
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天神浜の景観 2005年4月30日撮影 (ニコンD70 28-200mmズーム) |
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天神浜の夕映 2005年4月30日撮影 (ニコンD70 28-200mmズーム) |
十六橋と銀の橋から写真を撮影後、湖畔を回り込むように走っていきました。そして、天神浜からもカメラに収めたのですが、湖越しに見た磐梯山がすばらしく、何十回もシャッターを切ってしまいました。
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朝の船津浜の情景 2005年4月30日撮影 (ニコンD70 28-200mmズーム) |
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船津浜の景観 2005年4月30日撮影 (ニコンD70 28-200mmズーム) |
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霞む磐梯山 2005年4月30日撮影 (ニコンD70 28-200mmズーム) |
朝、源田温泉を立って、来た道を戻り、三森トンネルを越え、朝の湖を撮りたくて、再び猪苗代湖畔へと出たのです。湖の最南端にある船津公園駐車場へ車を入れ、湖岸を散策してみましたが、朝もやに霞んで、磐梯山がはっきり見えませんでした。それは残念でしたが、朝の静かな湖畔の風景をカメラに収めておきました。