このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> あげはちょう科

カラスアゲハ


カラスアゲハ(烏揚羽)
学 名Papilio bianor
科 名あげはちょう科 
時 期年2回、4月〜9月
分 布日本全土
大きさ(前翅長)45-80mm
(開張)75-120mm
生育地平地から亜高山帯まで広く分布
<特徴>
 春から秋まで、平地から亜高山帯まで、日本全土で普通に見られるアゲハチョウの仲間です。翅の裏側は、黒っぽく、後翅にオレンジ色の三日月模様が並んでいます。翅の表側は、青っぽい輝きが感じられ、後翅にオレンジ色または青色の三日月模様が並びます。林の中を敏速に飛びまわっているのを見かけます。幼虫は、ミカン科植物(カラスザンショウ、コクサギ、イヌザンショなど)を食べます。

<名前の由来>
 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるアゲハチョウの仲間で、黒っぽいので烏(カラス)に例えて名付けられました。

<備考>
 春型と夏型があり、夏型の方が大きいのです。本土亜種、八丈島亜種、トカラ列島亜種、奄美亜種、沖縄亜種、八重山亜種がありますが、沖縄亜種を別種の「オキナワカラスアゲハ」として分類する場合もあります。

カラスアゲハの春型(あげはちょう科)本土亜種 2001年5月15日武尊牧場(群馬県片品村)

 2001年5月15日午前、標高1,450m付近の武尊牧場(群馬県片品村)にある武尊自然観察遊歩道で、ノハラアザミの花にとまっているのを撮影しましたが、本土亜種です。

カラスアゲハの夏型(あげはちょう科)本土亜種 2005年9月19日午前、日高育成牧場(北海道浦河町)

 2005年9月19日午前、日高育成牧場(北海道浦河町)で撮影しましたが、本土亜種です。

カラスアゲハの夏型(あげはちょう科)本土亜種 2006年7月31日昼、見沼たんぼ(埼玉県川口市)

 2006年7月31日昼、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影しましたが、本土亜種です。

カラスアゲハの春型(あげはちょう科)本土亜種 2007年4月30日午後、狭山丘陵(埼玉県入間市)で撮影

 2007年4月30日午後、狭山丘陵のさいたま緑の森博物館(入間市)で撮影しましたが、本土亜種です。

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