このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> せせりちょう科

キバネセセリ


キバネセセリ(黄羽せせり)
学 名Bibasis aquilina
科 名せせりちょう科
時 期年1回、7月〜8月
分 布北海道〜九州
大きさ(前翅長)21-26mm
(開張)35-45mm  
生育地雑木林周辺や渓流沿いで見られ、中部・西日本では山地性
<特徴>
 年1回夏に、北海道〜九州の雑木林周辺や渓流沿いで見られるセセリチョウの仲間ですが、中部・西日本では山地性となります。翅の表側は黄褐色で筋が見られ、メスは前翅にはっきりした黄色斑群があるので、識別できます。翅の裏側はほぼ黄褐色です。すばやく飛翔するので、追いかけるのはたいへんです。幼虫は、ウコギ科植物(ハリギリなど)、を食べます。

<名前の由来>
 ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、羽が黄(キ)色っぽく見えることから名付けられました。

<備考>
 顕著な地域差はありません。

キバネセセリ♂(せせりちょう科) 2006年7月13日午後、朝里川温泉(北海道小樽市)付近で撮影

 2006年7月13日午後、朝里川温泉(北海道小樽市)付近で撮影しましたが、たくさん飛んでいました。

キバネセセリ♀(せせりちょう科) 2006年8月5日午前、奥秩父林道(埼玉県秩父市)で撮影

 2006年8月5日午前、奥秩父林道(埼玉県秩父市)の標高約1,300m地点で撮影しました。

キバネセセリ♂(せせりちょう科) 2012年8月15日午前、北大苫小牧研究林(北海道苫小牧市)で撮影

 2012年8月15日午前、北海道大学苫小牧研究林(北海道苫小牧市)で撮影しました。

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