このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> たてはちょう科

キベリタテハ 


キベリタテハ(黄縁立翅)
学 名Nymphalis antiopa
科 名たてはちょう科
時 期年1回、8月〜9月
分 布北海道、本州(中部以北)
大きさ(前翅長)32-43mm
(開張)60-80mm
生育地山林の林道など
<特徴>
 夏に、北海道から本州中部山岳以北の山林の林道などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は黒っぽい木肌模様で、目立ちませんが、表側は、黒褐色の地に瑠璃色斑列と黄色の縁が見られ、とても風格があります。幼虫は、カバノキ科植物(ダケカンバ、ウダイカンバ、シラカンバなど)、ヤナギ科植物(オオバヤナギ、バッコヤナギなど)を食べます。

<名前の由来>
 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、翅に黄色い縁(キベリ)があることから名付けられました。

<備考>
 成虫で越冬するので、春先に見られる場合があります。オスとメスがよく似ていて、判別は難しいのです。

キベリタテハ(たてはちょう科) 2001年5月13日午前、奥鬼怒遊歩道(栃木県日光市)で撮影

 2001年5月13日午前、奥鬼怒遊歩道(栃木県日光市)の標高約1,100m地点で撮影しましたが、地表に止まっていたのを望遠で捉えました。

キベリタテハ(たてはちょう科) 2006年8月20日午後、小倉沢(埼玉県秩父市)で撮影

 2006年8月20日午後、小倉沢(埼玉県秩父市)の標高約900m地点で撮影しましたが、地表で吸水しながら、翅を閉じたり、開いたりしていました。

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