このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> せせりちょう科

ミヤマチャバネセセリ


ミヤマチャバネセセリ
(深山茶羽せせり)
学 名Pelopidas jansonis
科 名せせりちょう科
時 期普通年2回、4月〜10月
分 布本州〜九州
大きさ(前翅長)16-22mm
(開張)30-40mm  
生育地河川周辺、草地など
<特徴>
 春から秋まで、本州から九州のやや山地性の河川周辺、草地などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は黄褐色の地色に、後翅にはジグザクになった白色の小斑列と中ほどにはっきりした白斑が一つ見られます。表側は、茶褐色の地色に白斑が見られますが、前翅ではやや大きく連なり、後翅にはハの字型に現れますが、はっきりしない場合もあります。ものすごいスピードで飛んでいくので、追いかけるのはほとんど不可能です。幼虫は、イネ科植物(チガヤ、オオアブラススキ、ススキなど)を食べます。

<名前の由来>
 ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、その中ではやや山地性(ミヤマ)で、茶色っぽい羽(チャバネ)に見えることから名付けられました。

<備考>
 季節型はありませんが、第1化はやや小型です。

ミヤマチャバネセセリ(せせりちょう科) 2006年8月29日朝、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影

 2006年8月29日朝、見沼たんぼの芝川沿い(埼玉県川口市)で撮影しました。

ミヤマチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2006年9月2日朝、見沼たんぼ(川口市)で撮影

 2006年9月2日朝、見沼たんぼの芝川沿い(川口市)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。

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