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<蝶の写真館> しじみちょう科

ムラサキシジミ


ムラサキシジミ(紫小灰)
学 名Narathura japonica
科 名しじみちょう科
時 期年2〜4回、6月〜10月
分 布本州(関東以西)〜沖縄
大きさ(前翅長)14-22mm
(開張)30-40mm  
生育地常緑林など
<特徴>
 初夏から秋まで、常緑林周辺などで見られる、シジミチョウの一種ですが、成虫で越冬するので、冬から春に見られることもあります。翅の表側は紫藍色部分を囲むように外縁黒帯がありますが、メスの方が広くなります。裏側は、目立たない黒褐色で、黒っぽい斑と帯が見られます。林の中をすばやく飛翔しますが、たまに低木で羽を休めてくれるので撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(アラカシ、アカガシ、イチイガシなど)を食べます。

<名前の由来>
 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の表側が紫(ムラサキ)色に輝いて見えることから名付けられました。

<備考>
 成虫で越冬します。

ムラサキシジミ♀(しじみちょう科) 2006年6月25日午前、狭山丘陵(埼玉県入間市)で撮影

 2006年6月25日午前、狭山丘陵(埼玉県入間市)で撮影しましたが、葉の上で動かなかったので、接写できました。

ムラサキシジミ♀(しじみちょう科) 2006年6月27日昼、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影

 2006年6月27日昼、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影しましたが、低木の葉の上に羽を休めしばらく動かなかったので、シャッターが切れました。

ムラサキシジミ♀(しじみちょう科) 2006年7月3日昼、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影

 2006年7月3日昼、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影しました。

ムラサキシジミ♂(しじみちょう科) 2006年9月25日昼、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影

 2006年9月25日昼、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影しました。

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