このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

本文へスキップ

「旅のホームページ」は、いろいろな国内旅行を専門とするホームページです。

100選・50選
☆日本新八景・日本二十五勝・日本百景

 日本新八景は、昭和時代前期の1927年(昭和2)に、大阪毎日新聞社、東京日日新聞社主催、鉄道省後援で、一般からの投票をもとに、最終的に当時の名士による審査で選定された、日本を代表する景勝地のことです。8つの部門(山岳、渓谷、瀑布、温泉、湖沼、河川、海岸、平原)について、最初に一般からの葉書での投票を募集し、それぞれの部門の投票数10位までを候補地として選定、その上で、文人、画家、学者、政治家等の名士による審査で、各部門1ヶ所ずつが決められました。尚、既に世間で認知されていた日本三景と富士山や人工的名勝は対象から除外することとされています。これらの選定された所には、それぞれに著名な文人と画家が訪れて、その紀行文が新聞紙上に掲載されました。また、新八景に選ばれなかった景勝地の中から、日本二十五勝、日本百景も選定されたのです。当時としては多くの国民の関心を集めて、葉書での投票総数は約9,300万通に及びました。これは、現在では数ある百選の中でも、歴史の古いものの一つで、知名度の高いものとしても知られています。

 
日本新八景
部門名勝所在地備考
海岸室戸岬高知県紀行文執筆 田山花袋
湖沼十和田湖青森県・秋田県紀行文執筆 泉鏡花
山岳温泉岳(雲仙岳)長崎県紀行文執筆 菊池幽芳
河川木曽川愛知県紀行文執筆 北原白秋
渓谷上高地長野県紀行文執筆 吉田絃二郎
瀑布華厳の滝栃木県紀行文執筆 幸田露伴
温泉別府温泉大分県紀行文執筆 高浜虚子
平原狩勝峠北海道紀行文執筆 河東碧梧桐
日本二十五勝
部門名勝所在地備考
海岸屋島香川県
鞆の浦広島県
若狭高浜福井県
湖沼富士五湖山梨県
琵琶湖滋賀県
大沼北海道
山岳立山富山県
阿蘇山熊本県
木曽御嶽長野県
白馬岳長野県
河川利根川千葉県
球磨川熊本県
長良川岐阜県
渓谷瀞八丁和歌山県
黒部峡谷富山県
御岳昇仙峡山梨県
天竜峡長野県 
瀑布那智滝和歌山県
養老滝岐阜県
袋田滝茨城県
温泉熱海温泉静岡県
塩原温泉栃木県 
箱根温泉神奈川県
平原大和平原奈良県
日田盆地大分県
日本百景
部門名勝所在地備考
海岸高田松原岩手県東日本大震災で松原は消滅した
男鹿半島秋田県
石巻海岸宮城県
気仙沼湾宮城県
新舞子福島県
松川浦福島県
鏡ヶ浦千葉県
江の島神奈川県
沼津湾(千本松原静浦)静岡県
笹川流新潟県
九十九湾石川県
蒲郡海岸愛知県
御浜鬼ヶ城三重県
鳥羽湾三重県
赤穂御崎兵庫県
浦富海岸鳥取県
下津井海岸岡山県
忠海海岸広島県
青海島山口県
室積湾山口県
鳴門徳島県
唐津松浦潟佐賀県
九十九島長崎県
錦江湾鹿児島県
湖沼 洞爺湖北海道
田沢湖秋田県 
猪苗代湖福島県 
霞ヶ浦茨城県
中禅寺湖栃木県
尾瀬沼群馬県
菅沼群馬県 
加茂湖新潟県 
一碧湖静岡県 
宍道湖島根県 
山岳鳥海山秋田県・山形県
霊山福島県
筑波山茨城県
赤城山群馬県
妙義山群馬県
清澄山千葉県
高尾山東京都
駒ヶ岳山梨県・長野県
朝熊山三重県
大台ヶ原山奈良県
信貴山奈良県
雪彦山兵庫県
淡路先山兵庫県
大山鳥取県
千光寺山広島県
石槌山愛媛県
英彦山福岡県・大分県
霧島山宮崎県・鹿児島県
河川阿賀川新潟県
富士川静岡県
保津川京都府
宇治川京都府
古座川和歌山県
江川島根県
川上川佐賀県
渓谷層雲峡北海道
猊鼻渓岩手県
長瀞埼玉県
奥多摩渓谷東京都
奥裾花渓谷長野県
恵那峡岐阜県
帝釈峡広島県
三段峡広島県
長門峡山口県
祖谷渓徳島県
大歩危 小歩危徳島県
寒霞渓香川県
面河渓愛媛県
耶馬渓大分県
神都高千穂峡宮崎県
瀑布木曽田立滝長野県
富士白糸滝静岡県
赤目四十八滝三重県
箕面滝大阪府
神庭滝岡山県
王余魚の滝(轟の滝)徳島県
魚住滝大分県
温泉登別温泉北海道
花巻温泉岩手県
青根温泉宮城県
東山温泉福島県
伊東温泉静岡県
山中温泉石川県
和倉温泉石川県
片山津温泉石川県
芦原温泉福井県
三朝温泉鳥取県
嬉野温泉佐賀県
平原八ヶ岳平原山梨県
姥捨長野県
日本平静岡県
富士駿州裾野静岡県
兎和野原兵庫県
秋吉台山口県
久住高原大分県
飯田高原大分県
 
旅のブログ     ガウスの歴史を巡るブログ
このページの先頭へ
100選・50選のINDEXへ戻る
旅の写真館へ戻る
ホームページへ戻る

*ご意見、ご要望のある方は右記までメールを下さい。よろしくね!  gauss@js3.so-net.ne.jp

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください