このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<岬と灯台写真館>

栄浜埼と灯台(北海道)

2004年9月22日午後に利尻島栄浜埼(北海道)で撮った写真です。


 9泊10日で、北海道の旅に出かけ、6日目にサロベツ原野、 稚内灯台 と立ち寄って、フェリーで利尻島へと上陸したのです。レンタカーを借りて島内一周することにして、時計回りで出発しました。まず最初に立ち寄った姫沼は、自然に包まれたとても静かなところで、湖面に映える利尻富士が見事なのです。ここでも、一周しながら写真を撮りまくりました。その後は、 石埼灯台 、利尻島郷土資料館と立ち寄っていきましたが、オタトマリ沼に至る頃には、雨が降りはじめてきたのです。それでも、 仙法志埼灯台 から仙法志御崎公園あたりまでは、なんとかなりましたので、カメラに収めました。しかし、利尻町立博物館に入る頃には、本降りとなってきて、とても写真を撮り続けられる状態ではありません。以後は心残りでしたが、人面岩や見返台園地展望台をパスして、 沓形岬灯台 だけは立ち寄っていくことにしました。傘を差しながら、灯台付近を撮影し、それからは、もう戻ろううと思っていたのですが、車窓から見えた栄浜埼(さかちゃまさき)灯台に少し立ち寄ってカメラを向けました。

☆栄浜埼灯台地図
栄浜埼灯台 (2004年9月22日撮影)
栄浜埼灯台の概要
番号 0528
位置 北緯 45度12分47秒 
東経 141度08分01秒
塗色 白地に赤横帯1本
構造 塔形(円形) コンクリート造
灯質 郡閃白光 毎10秒に3閃光
光度 5千カンデラ
光達距離 13海里(約24km) 
灯塔高 10.6m(地上〜塔頂)
標高 13m(平均海面〜灯火)
初点灯 1966年(昭和41)10月
所在地北海道利尻郡利尻町

<特徴>
 栄浜埼灯台は、北海道の利尻島栄浜埼に立つ白と赤に塗られた灯台です。周辺は、利尻礼文サロベツ国立公園に指定されていて、前には日本海から礼文島、後ろには利尻富士を望める景勝地です。

<歴史>
 この灯台は、1966年(昭和41)10月に 初点灯 しましたが、以後礼文水道を挟んで礼文島の奮部灯台と対峙し、船の航行安全のために、灯をともし続けています。

<現況>
 現在の 灯塔高 (地上から塔頂まで)は10.6m、 標高 (平均海面〜灯火)は13mで、 光度 は5千カンデラ、 光達距離 は13海里(約24km) です。

栄浜埼灯台のプレート栄浜埼灯台の点灯した塔頂部

☆栄浜埼からの眺望

南東方向(利尻富士)を望む北西方向(礼文島)を望む
西方向(日本海)を望む南方向(沓形岬)を望む

 栄浜埼は、礼文水道の入り口にあたり、北西方向には礼文島がはっきりと見えます。南方向には沓形岬までの海岸線が見渡せ、目を後ろに転ずれば、南東方向に利尻富士が望めるところです。


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