このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> たてはちょう科

シータテハ 


シータテハ(C立翅)
学 名Polygonia c-album
科 名たてはちょう科
時 期年2回、7月〜10月
分 布北海道〜九州
大きさ(前翅長)24-30mm
(開張)60-70mm
生育地山地の渓谷沿いの林道など
<特徴>
 夏から秋にかけて、山地の渓谷沿いの林道などで見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、白くCの字が浮かび上がって見えるのが特徴です。表側は、褐色の地に黒い紋がありますが、夏型は地色が黄色っぽくなります。かなり敏捷に飛びまわるのですが、たまに、地上に静止することもあるので、結構カメラにも収まってくれます。幼虫は、ニレ科植物(ハルニレ、オヒョウなど)を食べます。

<名前の由来>
 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、羽の裏側にC(シー)の字の文様が、見られるので名付けられました。

<備考>
 夏型と秋型があり、秋型は成虫で越冬し、春に見られることがあります。

シータテハの秋型(たてはちょう科) 2005年4月29日午後、三又温泉(秋田県山内村)で撮影

 2005年4月29日午後、標高約400mの三又温泉(秋田県山内村)で撮影しました。後ろばね裏面中央に銀色の C 字状の紋があるので、この名前が付きましたが、すぐ飛んでいってしまったので、羽の裏は撮影できなませんでした。

シータテハの夏型(たてはちょう科) 2005年7月9日午前、湯の丸高原(長野県東御市)で撮影

 2005年7月9日午前、標高約1,800mの湯の丸高原(長野県東御市)で撮影しました。今回は羽の裏側も撮影でき、後ろばね裏面中央に白銀色の C 字状の紋があるのを確認しました。

シータテハの秋型(たてはちょう科) 2005年8月20日午後、白馬グリーンスポーツの森(長野県白馬村)で撮影

 2005年8月20日午後、姫川河畔の標高約700mにある白馬グリーンスポーツの森(長野県白馬村)で撮影しました。

シータテハの夏型(たてはちょう科) 2006年7月13日午後、朝里川温泉(北海道小樽市)付近で撮影

 2006年7月13日午後、朝里川温泉(北海道小樽市)付近で撮影しました。

シータテハの秋型(たてはちょう科) 2007年8月7日午前、北海道上川町で撮影

 2007年8月7日午前、北海道上川町で撮影しましたが、地表にとまっていました。

シータテハの秋型(たてはちょう科) 2012年9月9日午前、小倉沢(埼玉県秩父市)で撮影

 2012年9月9日午前、小倉沢(埼玉県秩父市)で撮影しましたが、地表にとまっていました。

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