このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> しじみちょう科

スギタニルリシジミ

スギタニルリシジミ
(杉谷瑠璃小灰)
学 名Celastrina sugitanii
科 名シジミチョウ科 
時 期年1回、3月〜5月
分 布北海道、本州、四国、九州
大きさ(前翅長)12-16mm
(開張)23-28mm
生育地広葉樹林、渓流沿いなど
<特徴>
 早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、北海道〜九州の平地から山地の広葉樹林、渓流沿いなどで見られるシジミチョウの仲間ですが、ルリシジミとよく似ています。翅の裏側は、灰白色で黒紋が不明瞭な白色輪状紋で囲まれています。翅の表側は、オスではやや暗い紫青色で、狭い外縁の黒帯がありますが、メスでは、少し輝く紫青色で、やや広い外縁の黒帯があります。日中は高所を飛翔していますが、オスは地表で吸水することがあります。幼虫は、トチノキ科(トチノキ)、ミズキ科(ミズキ)、ミカン科(キハダ)などを食べます。

<名前の由来>
 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の表側が瑠璃(ルリ)色をしているので名付けられ、杉谷博士が発見したので頭にスギタニが付きました。

<備考>
 季節差はありません。
スギタニルリシジミ (シジミチョウ科) 2013年5月18日午前、中津川(埼玉県秩父市)で撮影

 2013年5月18日午前、中津川(埼玉県秩父市)の標高約900m地点で撮影しましたが、地表に止まっていました。

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