このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<岬と灯台写真館>

洲崎と洲埼灯台(千葉県)

2004年3月13日夕方に洲崎(千葉県館山市)で撮った写真です。


 1泊2日で、房総半島一周の岬めぐりの旅に出かけ、 太東埼灯台八幡岬と勝浦灯台野島崎と野島崎灯台 と巡りました。その後は、西へ走って、洲崎の突端にある洲埼灯台へも立ち寄ってみました。すでに日は傾きかけていて、夕陽が白亜の灯台に当たって、きれいだし、西の空がオレンジ色に染まって、すてきでした。灯台で、何枚も写真を撮ってから、海岸まで下りて、そこでも写真を撮りまくったのです。ほんとうに海が素晴らしかった...。

☆洲埼灯台地図
洲埼灯台 (2004年3月13日撮影)
洲埼灯台の概要
番号 2003 [F6452]
位置 北緯 34度58分31秒 
東経 139度45分27秒
塗色 白色  
構造 塔形(円形) コンクリート造
レンズ 第4等フレネル式
灯質 単閃赤白互光 毎15秒に赤白1閃光
光度 9万7千カンデラ
光達距離 18.5海里(約34km) 
明弧 2度から252度まで
灯塔高 14.8m(地上〜塔頂)
標高 45.1m(平均海面〜灯火)
初点灯 1919年(大正8)12月15日
所在地千葉県館山市州崎
<特徴>
 洲埼灯台は、千葉県房総半島の南端から西へ延びる洲崎の突端、庚申山に立つ白亜の 中型灯台 です。周辺は、南房総国定公園に指定されていて、晴れれば海の向こうに伊豆半島や富士山も遠望でき、近くに伊豆大島を望む、風光明媚の地です。また、温暖で四季折々の花が栽培されるため、マーガレット岬の別名を持っています。

<歴史>
 この灯台は、1919年(大正8)12月15日の 初点灯 で、浦賀水道を挟んで、三浦半島の 剱埼灯台 と対峙して、東京湾の入口を守っています。沖合は、「潮の道」と呼ばれ、海難事故の多発するところなので、重要な役割を担っているのです。

<現況>
  灯塔高 (地上から塔頂まで)は14.8m、 標高 (平均海面〜灯火)は45.13mで、第4等 フレネル式レンズ を使い、 光度 は、9万7千カンデラ、 光達距離 は18.5海里(約34km) です。内部は、一般公開はされていないので、通常は外観を見学するだけです。

☆洲埼灯台からの眺望

洲埼灯台から東方向の眺望洲埼灯台から南方向の眺望

 洲埼灯台の立っている庚申山からの眺望は良く、東方向に鏡ヶ浦から館山市街まで、見渡せました。南方向には、洲崎神社から太平洋が眺められて素晴らしかったのですが、天気が良ければ、伊豆大島も見えるそうです。また、西方向には、晴天ならば、伊豆半島から富士山までが姿を現すとのことですが、全く見えなかったのが残念です。


☆洲崎周辺の磯と海

洲崎周辺の磯と海

 洲崎の突端には磯が広がっていて、釣り人とカップルが目立ちました。きれいな海には、白い波が立ち、ぼうっと眺めていると海に吸い込まれていきそうです。そんな光景を前に何回もシャッターを切りました。


☆洲崎の夕陽

洲崎の夕陽

 洲崎の突端の磯からみた夕陽はなかなかきれいでした。オレンジ色に染まった空と海を背景に何枚も写真を撮りました。


☆洲崎周辺の景観

洲崎周辺の景観

 洲崎周辺を散策してみましたが、この辺は、花卉栽培で知られていて、四季折々の花々が楽しめるそうです。遠くからでも白亜の洲埼灯台は、よく目立ち、まさに洲崎のシンボルなのです。


岬と灯台写真館へ戻る
旅の写真館へ戻る
ホームページへ戻る

*ご意見、ご要望のある方は右記までメールを下さい。よろしくね!  gauss@js3.so-net.ne.jp

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください