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鉄道写真館

富山地方鉄道

富山地方鉄道の14760系(魚津駅1997.11.2撮影)富山地方鉄道の10030系 (寺田駅1997.11.3撮影)

 富山地方鉄道は、富山県内において、富山市の電鉄富山駅から黒部市の宇奈月温泉駅を結ぶ本線(53.3km・駅数41)と立山町の寺田駅から立山駅を結ぶ立山線(24.2km・駅数14)、富山市の稲荷町駅から南富山駅を結ぶ不二越線(3.3km・駅数4)、富山市の南富山駅から立山町の岩峅寺駅を結ぶ上滝線(12.4km・駅数11)及び、富山市内軌道線(7.5km)を運行するローカル私鉄事業者です。1943年(昭和18)1月1日に「陸上交通事業調整法」に基づき、6つの私営・公営の鉄軌道・バス会社(富山電気鉄道、加越鉄道、富山県営鉄道、黒部鉄道、越中鉄道、富山市営軌道)を合併して設立されました。1950年(昭和25)に、加越能鉄道が設立され、富山県西部の鉄軌道・バス事業が譲渡されます。笹津線は1975年(昭和50年)に廃止され、射水線は1980年(昭和55)に大部分が廃止されましたが、一部が万葉線として残されてきました。また、富山県東部のほぼ全域で路線バスを運行、貸切バス事業も行ない、併せてレジャー、不動産事業、旅行業等の付帯事業を経営しています。

 
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魚津駅 宇奈月駅 上市駅 寺田駅 南富山駅

☆本線

 <魚津駅>

富山地方鉄道の14720系(1997.11.2撮影)魚津駅のJRホームとの旧跨線橋(1997.11.2撮影)

 1997年11月2、3日、1泊2日で 黒部渓谷立山・黒部アルペンルートを旅 したときに、富山地方鉄道を利用しました。魚津駅でのJR線から富山地方鉄道への乗換は跨線橋を渡っていくはずだったのですが、その表示が見当たりません。改札で聞くと、駅を出て、左の地下道へと言われました。不信に思いながらも、階段を下りて左へ行くと、途中に狭い上り階段があって、その上に小さな駅舎があったのですが、いかにも狭苦しい所です。次の宇奈月行きは特急しかないとのことで、乗車券(900円)の他に特急券(100円)を購入させられました。ホームに出てみると、古ぼけたJR線からの跨線橋の入口は閉じられていて、他の乗客も不便になったとぼやいています。跨線橋が老朽化して危険になったためなのか?不正乗車客を防ぐためなのか?その理由はわからなかりませんでした。しかし、入ってきた特急電車は2両編成のなんの変哲もない普通の車両(14720系)で、これで特急料金を取るのかと釈然としない感じがしたのです。その上、後ろ1両は指定席でさらに指定料金がかかるというので、前1両の自由席に押し込められることになりました。とにかく、電車は出発し、目的地向けて快走しましたが、途中停車駅でない所でもすれ違いのため停まるような有り様です。まあ、単線だから仕方がないのですが、特急料金を取るのは考え直してもらえないでしょうか....。それでも、30分弱で宇奈月温泉駅に到着し、少し歩いて黒部渓谷鉄道のトロッコ電車乗場へと急ぎました。


 <宇奈月駅>

富山地方鉄道の10020系 (宇奈月駅1997.11.2撮影)

  黒部渓谷鉄道のトロッコ電車の旅 を終えて、再び宇奈月駅で富山地方鉄道に乗り換え、16時48分発の急行富山行き(10020系)で一路上市駅へと向かいましたが、車窓はすでに暗くなりかけていました。


 <上市駅>

富山地方鉄道の14760系 (上市駅1997.11.3撮影)

 11月2日は、上市駅前の「上市鉱泉」へ泊まり、翌朝は、8時12分発の普通に乗ることにしました。ここの駅はスイッチバックになっていて、来る電車は皆方向を変えて出ていきます。


 <寺田駅>

寺田駅のホーム(1997.11.3撮影)寺田駅停車中の10030系 (1997.11.3撮影)

 上市駅から、富山行き普通に乗り3駅目の寺田で乗り換えて、立山駅へと向かいました。今日はとても良い天気で、車窓ののんびりした風景も心地よいのです。しばらく田園地帯を揺られていたら、だんだん山中に入ってきて、勾配がきつくなったのか、車両のきしむ音がやたらにするようになって、立山駅に滑り込んでいきました。その後、立山・黒部アルペンルートを抜けていったのです。



☆不二越・上滝線

 <南富山駅>

富山地方鉄道南富山駅 (2004.3.26撮影)

 2泊3日で、北陸・能登半島の旅に出かけ、初日に富山市へ立ち寄った。まず、富山地方鉄道の南富山駅へ行き、駅舎を撮影したが、この駅は市内線(路面電車)と郊外線の併用駅となっいて、乗換のためのターミナルなのだ。

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