このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> しじみちょう科

ツバメシジミ

データ 生態写真 雌雄比較


☆データ

ツバメシジミ (燕小灰)
学 名Everes argiades
科 名しじみちょう科
時 期年4回、4月〜10月
分 布北海道〜九州
大きさ(前翅長)9-19mm
(開張)25mm前後
生育地草地、河川堤防など
<特徴>
 春から秋まで、草地や河原で普通に見られる小型のシジミチョウです。後翅の裏側には、オレンジ色の紋があり、表側はオスは、青紫色ですが、メスは黒っぽくなります。また、後翅に糸のような短い尾(尾状突起)があるのが特徴です。地表近くを軽々と飛んでいて、時々各種の花や地表にとまります。幼虫は、マメ科植物( シロツメクサゲンゲ 、ナンテンハギ、ヤマハギ、コマツナギなど)を食します。

<名前の由来>
 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、後羽にツバメの尾のような細長い突起があることから名付けられました。

<備考>
 日当たりの良い場所を好みます。


☆生態写真

ツバメシジミの春型♀ (しじみちょう科) 2005年5月21日午前、見沼たんぼ(埼玉県さいたま市)で撮影

 2005年5月21日午前、見沼たんぼ(埼玉県さいたま市)で撮影しました。芝川の土手沿いに飛んでいましたが、時々羽を休めたところを接写しました。これは、春型のメスで、鱗粉が乗っています。

ツバメシジミの春型♂(しじみちょう科) 2005年7月3日午前、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影

 2005年5月21日午前、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影しました。たんぼの上を飛んでいましたが、時々畦の草の上で羽を休めたところを接写しました。しかし、表側は見せてくれなかったので、飛翔している時をねらいました。

ツバメシジミの夏型♂(しじみちょう科) 2005年8月20日午前、青木湖畔(長野県大町市)で撮影

 2005年8月20日午前、標高822mにある青木湖畔(長野県大町市)で撮影しましたが、カタバミの花を飛びまわっていました。

ツバメシジミの夏型♂と♀(しじみちょう科) 2006年7月23日午前、「蝶の里公園」(埼玉県嵐山町)で撮影

 2006年7月23日午前、「蝶の里公園」(埼玉県嵐山町)で交配中を撮影しました。

ツバメシジミの春型♂(しじみちょう科) 2016年4月30日午前、ながら川ふれあいの森(岐阜県岐阜市)で撮影

 2016年4月30日午前、ながら川ふれあいの森(岐阜県岐阜市)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。


☆雌雄比較

ツバメシジミのオス 2006年4月22日撮影ツバメシジミのメス 2005年5月21日撮影 

 翅の表側は、オスて゜は、紫青色で、メスでは、黒褐色になります。

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