このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> しろちょう科

ツマベニチョウ


ツマベニチョウ(褄紅蝶)
学 名Hebomoia glaucippe
科 名しろちょう科 
時 期年4〜5回、3月〜11月
分 布九州(南部)、沖縄
大きさ(前翅長)40-55mm
(開張)90-100mm
生育地林、人家周辺など
<特徴>
 早春から晩秋まで、九州の南端部や沖縄の林、人家周辺などで、一般的に見られる大型のシロチョウです。翅の裏側は、木の葉っぱのような色をしていて、目立たなくなっています。翅の表側は、白色で前翅の端が紅色になっています。飛び方も力強く,空を颯爽と飛んでいます。幼虫は、ギョボク(フウチョウソウ科)やイヌガラシ(アブラナ科)などを食べます。

<名前の由来>
 白色で前翅の端を意味する褄(ツマ)が紅(ベニ)色になっているチョウということで名付けられています。

<備考>
 春型と夏型があり、夏型の方が大きいのです。

ツマベニチョウ(しろちょう科) 1998年1月10日与論島(鹿児島県)ハキビナ海岸で撮影

 1998年1月10日に与論島(鹿児島県)を自転車で回ったときに、ハキビナ海岸の近くの道路脇のハイビスカスの花にツマベニチョウがとまっていました。カメラを向けたがなかなかシャッターを切ることができず、花から花へと追いかけてやっと1枚だけフィルムに納めることができました。赤い花に大きな白い蝶と絵になる感じだったがちょっとぼけてしまったのが残念!

ツマベニチョウ(しろちょう科) 2006年2月25日「多摩動物公園」(東京都)の昆虫生態園で撮影

 2006年2月25日「多摩動物公園」(東京都)の昆虫生態園で撮影しましたが、人工飼育されているもので、多くの亜熱帯産の蝶が館内を飛び交っていました。

ツマベニチョウ(しろちょう科) 2006年5月4日午前、知念城跡(沖縄県南城市)で撮影

 2006年5月4日午前、知念城跡(沖縄県南城市)で撮影しましたが、颯爽と飛んでいました。

ツマベニチョウ(しろちょう科) 2008年10月9日午前、佐多岬(鹿児島県南大隅町)で撮影

 2008年10月9日午前、佐多岬(鹿児島県南大隅町)で撮影しましたが、数頭が花のまわりを飛んでいました。

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