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銚子電気鉄道

銚子電鉄のデハ1001 (犬吠駅2005.1.29撮影)

 銚子電気鉄道は、千葉県内において、銚子市の銚子駅から外川駅(6.4km・駅数10)を結ぶ銚子電気鉄道線を運行するローカル私鉄事業者です。1922年(大正11) に銚子鉄道として会社を設立し、翌年7月5日に、銚子遊覧鉄道の廃線跡を転用して、銚子駅〜外川駅間が非電化で開業しました。1925年(大正14年)に 直流600Vで電化されます。しかし、1945年(昭和20)に太平洋戦争による空襲で変電所と車庫が焼失し、運転休止に追い込まれました。戦後の同年12月に国鉄から蒸気機関車を借り入れて運転再開し、翌年に電車運転を再開、1948年(昭和23)に企業再建整備法により銚子電気鉄道となります。1976年(昭和51)から食品製造販売事業開始し、1995年(平成7)より、「銚電のぬれ煎餅」の販売を開始し、評判となりました。2006年(平成18)に経営危機に陥り、多方面の支援を受けて、経営が継続されますが、現在でも鉄道事業は赤字で、食品製造販売事業などで補って存続しています。

 
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銚子駅 犬吠駅 外川駅

☆銚子電気鉄道線

 <銚子駅>

 1979年3月17日に4泊5日の房総半島一周旅行の途中、銚子駅に下車し、犬吠荘ユースホステルに向かうために銚子電鉄に乗ろうとして、ホームで迎えてくれたのがこの電車でした。一両編成で運転されていた、とてもかわいい列車(デハ701)で思わずシャッターをきってしまったのです。コトコトと海岸線を揺られて走り、車窓から見えるきれいな海がとても印象に残りました。
銚子電鉄の外川行 デハ701(銚子駅1979.3.17撮影)

 <犬吠駅>

銚子電鉄のデハ1001 (犬吠駅2005.1.29撮影)
銚子電鉄犬吠駅の駅舎とホーム (2005.1.29撮影)

 2005年1月29日、2泊3日で、房総半島一周の旅に出かけ、銚子電鉄の犬吠駅へ立ち寄りました。ちょうどホームへは、外川行き(デハ1001)が1両編成でやってきたのです。とてもかわいらしい車両にカメラを向けてシャッターを切りました。この駅では、名物の「ぬれ煎餅」を製造販売していて、お土産に買い求めます。


 <外川駅>

銚子電鉄の外川駅舎 (2005.1.29撮影)
  
銚子電鉄の外川駅の出札と改札 (2005.1.29撮影)
銚子電鉄の外川駅ホーム (2005.1.29撮影)銚子電鉄の澪つくし号 (外川駅2005.1.29撮影)

 2005年1月29日、銚子電鉄の終点外川駅へやってきました。時代から取り残されたようなとてもレトロな駅舎で、出札も昔のままです。とても懐かしくて、パチパチと写真を撮りました。外には、旧国鉄の有蓋貨車を改造したオープン遊覧車「澪つくし号」が停まっていましたが、春から秋にかけての土曜休日には運転されるそうです。

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