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<蝶の写真館> たてはちょう科

ウラギンスジヒョウモン 


ウラギンスジヒョウモン
(裏銀筋彪紋)
学 名Argyronome laodice
科 名たてはちょう科
時 期年1回、6月〜7月、9月〜10月
分 布北海道〜九州
大きさ(前翅長)30-36mm
(開張)60mm前後
生育地山地から平地の草原、河原など
<特徴>
 年1回の発生で、6月〜7月頃あらわれますが、低山地では真夏には一時夏眠し、9月頃再び活動するタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に前翅には黒斑と白斑列、後翅には、中央に白色斑列があり、銀色の筋のようにも見えます。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が見られますが、オスには前翅の表側に性標が2本あります。幼虫は、スミレ科植物(タチツボスミレなど)を食べます。

<名前の由来>
 彪紋(ヒョウモン)蝶で、羽の裏(ウラ)側に銀(ギン)色の筋(スジ)があるのでこの名前が付きました。

<備考>
 オスよりメスの方がやや大きいのです。


ウラギンスジヒョウモン♀(たてはちょう科) 2005年9月20日午前、十勝太(北海道浦幌町)で撮影 

 2005年9月20日午前、十勝太の海岸丘陵(北海道浦幌町)で撮影しました。

ウラギンスジヒョウモン♀(たてはちょう科) 2006年8月26日午前、乗鞍高原(長野県松本市)で撮影 

 2006年8月26日午前、乗鞍高原(長野県松本市)の標高約1,500mの所で撮影しました。

ウラギンスジヒョウモン♀(たてはちょう科) 2014年8月19日午前、白樺湖畔(長野県茅野市)で撮影 

 2014年8月19日午前、白樺湖畔(長野県茅野市)の標高約1,450mの所で撮影しましたが、葉上に止まっていたので接写できました。

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