このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
<蝶の写真館>
吉見丘陵の蝶(埼玉県)
2012年以降、吉見丘陵(埼玉県吉見町)で撮った写真です。(現在47種)
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最近の蝶の観察記録は、下記のブログを参照ください。
吉見丘陵は比企丘陵の東に残丘状に孤立する丘陵で、地質的には中新統と更新統からなっています。この丘陵の南西端には松山城址と、市野川沿いの断崖には「吉見百穴」と呼ばれる古代の横穴式墳墓群があります。北東部には桜やツツジなど花の名所となっている八丁湖やポンポン山が、その稜線部には、自然環境保全地区「風の杜」などのよく手入れされた里山雑木林が広がっています。また、丘陵の中腹には、坂東十一番札所として名高い吉見観音「安楽寺(あんらくじ)」があります。
「八丁湖公園」の地図 |
| <特徴> 体に有毒成分を含んでいて、鳥に襲われる危険性が少ないせいか、悠々と飛んでいるような気がします。国内でもいくつかの亜種がありますが、関東ではオスは黒色で後翅に赤色紋列が見られます。また、メスは黄灰色で後翅に黄色紋列があります。幼虫は、ウマノスズクサとオオバウマノスズクサを食するので、それらの生えている河川敷や草地などで見ることが出来ます。 <名前の由来> <備考> |
ジャコウアゲハ(あげはちょう科) 2013年4月28日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年4月23日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを望遠で捉えました。
ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科) 2016年5月15日午後、「八丁湖公園」で撮影 |
2016年5月15日午後、「八丁湖公園」で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
| <特徴> お馴染みのチョウの一つで、都市部から山岳地帯まで、いろいろな所で観察することが出来ます。しかし、よく見ると結構きれいなのです。春にはツツジ類、夏以降にはヤブガラシ、アザミ類、ヒガンバナなどで吸蜜しているのを見かけます。幼虫は、ミカン類の葉を食べます。 <名前の由来> <備考> |
アゲハチョウ(あげはちょう科) 2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっているところを接写しました。
アゲハチョウ(あげはちょう科) 2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影しました。
| <特徴> 春から秋まで、公園、山地の照葉樹林、海岸付近などで見られるアゲハチョウの仲間です。翅の裏側も表側も黒褐色地に青緑色の帯が目立ちます。飛翔力が強く、元気に空高く飛んでいくのを見かけます。幼虫は、クスノキ科植物(クスノキ、ヤブニッケイ、タブノキなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
アオスジアゲハの夏型(あげはちょう科) 2016年7月6日午後、「八丁湖公園」で撮影 |
2016年7月6日午後、「八丁湖公園」で撮影しましたが、葉上に止まっていたので、望遠でとらえました。
| <特徴> 春から秋まで、低山地から平地の林縁や河原などで普通に見られる黄色っぽいチョウです。翅の裏側は、黄色地に小さな点のような模様が見られます。翅の表側は、黄色で黒い縁が見られますが、前翅の方が黒い部分が多く見られます。幼虫は、マメ科植物(メドハギ、ネムノキなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
キタキチョウの秋型(しろちょう科) 2012年11月3日午後、八丁湖公園で撮影 |
2012年11月3日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上で止まっていたところを接写しました。
キタキチョウの夏型(しろちょう科) 2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、夏型です。
| <特徴> 早春から晩秋まで、畑地、草原、河原、公園などで、一般的に見られる黄色っぽいチョウですが、メスには白っぽいのがいて、一見
モンシロチョウ
と見間違えることもあります。各種の花で蜜を吸っていますが、動きが活発で、なかなか撮れない時があります。幼虫は
アカツメクサ
、
シロツメクサ
、クサフジなどを食べます。 <名前の由来> <備考> |
モンキチョウの春型(しろちょう科) 2013年5月25日午後、八丁湖公園で撮影 |
22014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、花で吸蜜しているところを接写しました。
モンキチョウの春型(しろちょう科) 2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影しました。
| <特徴> 早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、北海道〜九州の平地から山地の河川沿い、林縁等の開けたところで見られます。翅の裏側は、木の葉っぱのような迷彩色をしていて、目立たなくなっています。翅の表側は、白色で前翅に黒点があり、オスでは端が黄色になっていて、メスとの識別が容易です。飛び方は、他のシロチョウと比べて直線的で、翅を半開きにして花にとまります。幼虫は、アブラナ科植物(ハタザオ、タネツケバナ、イヌガラシ、ナズナ、ダイコンなど)の花や果実を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ツマキチョウ♂♀(しろちょう科) 2013年4月28日午後、ポンポン山と八丁湖公園で撮影 |
2013年4月28日午後、オスをポンポン山で、メスを八丁湖公園で撮影しました。
| <特徴> 春から秋まで、日本中で普通に見られるチョウで、最もなじみの深いものの一つです。野原や畑などを白っぽいチョウがフワフワと飛んでいて、いろいろな花にとまって蜜を吸ったりしています。幼虫は、キャベツや大根の葉を食するので、害虫にされています。
モンキチョウ
のメスやスジグロシロチョウと見間違えることがあります。 <名前の由来> <備考> |
モンシロチョウ夏型(しろちょう科) 2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しました。
モンシロチョウ夏型♂(しろちょう科) 2015年10月18日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年10月18日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、吸蜜しているところを接写しました。
モンシロチョウ春型♂(シロチョウ科) 2016年4月10日午後、「八丁湖公園」で撮影 |
2016年4月10日午後、「八丁湖公園」で撮影しましたが、タンポポの花で吸蜜しているところを接写しました。
| <特徴> 初春から秋まで、低地の林周辺、耕作地、市街地など、一般的に見られる白色っぽいチョウですが、一見
モンシロチョウ
や
エゾスジグロシロチョウ
と見間違えることもあります。翅の裏側は、白色で黒斑と黒い筋があります。翅の表側は、白色地に黒斑と黒い筋があります。幼虫は、アブラナ科植物(イヌガラシ、ハタザオなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
スジグロシロチョウ春型♂(しろちょう科) 2013年4月28日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年4月28日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、ハルジョオンの花で吸蜜しているところを接写しました。
スジグロシロチョウ春型♂(しろちょう科) 2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、吸蜜しているところを接写しました。
スジグロシロチョウ夏型♀(しろちょう科) 2014年10月19日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年10月19日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっているところを接写しました。
| <特徴> <名前の由来> <備考> |
ゴイシシジミ (しじみちょう科) 2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
| <特徴> <名前の由来> <備考> |
ウラギンシジミ♂ (しじみちょう科) 2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、羽を開いてとまらなかったので、表側が撮影できませんでした。しかし、オレンジ色を見せながら飛んでいきました。
ウラギンシジミ♂ (しじみちょう科) 2015年4月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年4月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、地表に止まったのを接写しました。
| <特徴> 初夏から秋まで、常緑林周辺などで見られる、シジミチョウの一種ですが、成虫で越冬するので、冬から春に見られることもあります。翅の表側は紫藍色部分を囲むように外縁黒帯がありますが、メスの方が広くなります。裏側は、目立たない黒褐色で、黒っぽい斑と帯が見られます。林の中をすばやく飛翔しますが、たまに低木で羽を休めてくれるので撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(アラカシ、アカガシ、イチイガシなど)を食べます。 <名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の表側が紫(ムラサキ)色に輝いて見えることから名付けられました。 <備考> 成虫で越冬します。 |
ムラサキシジミ♀(しじみちょう科) 2016年10月6日午後、「八丁湖公園」で撮影 |
2016年10月6日午後、「八丁湖公園」で撮影しましたが、葉の上で動かなかったので、接写できました。
| <特徴> 年1回、晩春〜初夏に平地から山地の山沿いの樹林周辺などで見られる、シジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は青白色分を囲むように外縁黒帯があります。裏側は白地に黒小点(胡麻斑)列が目立ちます。オスは表側の白斑がメスより広くなることで識別できます。林の中をぬうように緩やかに飛翔しますが、たまに低木で羽を休めてくれるので撮影できます。幼虫は、モクセイ科植物(イボタノキ、ミヤマイボタ、オオバイボタ、サイゴクイボタなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ウラゴマダラシジミ♀(しじみちょう科) 2013年5月25日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年5月25日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に翅を休めしばらく動かなかったので、接写できました。
ウラゴマダラシジミ(しじみちょう科) 2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まったのを接写しました。
| <特徴> 年1回、晩春から初夏に平地、低山のコナラ・クヌギの雑木林などで見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、赤っぽい橙色で、裏側は橙色の地に銀白色の条線が見られます。オスは夕方になると盛んに飛びまわりますが、日中は林の中等で休んでいるので、撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(クヌギ、コナラ、カシワ、ミズナラなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
アカシジミ(しじみちょう科) 2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、樹上の葉の上に止まったのを望遠で捉えました。
アカシジミ(しじみちょう科) 2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まったのを接写しました。
| <特徴> 年1回、初夏に平地、低山の雑木林などで見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、赤っぽい橙色で、裏側は黄色地に黒色の波模様が目立ちます。オスは夕方になると盛んに飛びまわりますが、日中は林の中等で休んでいるので、撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(クヌギ、コナラ、アベマキなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ウラナミアカシジミ(しじみちょう科) 2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉の上でじっとして動かなかったので、接写できました。
ウラナミアカシジミ(しじみちょう科) 2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、枝や葉上に止まったのを接写しました。
| <特徴> 年1回、初夏に湿地、田畑の畦、雑木林などで見られるシジミチョウの仲間です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の一種で、翅の表側は、オスは金緑色、メスは黒褐色となります。裏側は茶褐色の地に白線とオレンジ色の紋が目立ちます。幼虫は、カバノキ科植物(ハンノキ、ケヤマハンノキなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ミドリシジミ(しじみちょう科) 2017年6月11日午後、八丁湖公園で撮影 |
2017年6月11日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上の止まっていたのを接写しました。
| <特徴> 年1回初夏に、北海道〜九州の平地の雑木林周辺などで普通に見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、黒褐色で、後翅の外縁に小さな白色斑があります。裏側は白色地ですが、後翅の外縁に水色の斑紋が見られ、中央部には黒帯が目立ちます。また、しっぽ(尾状突起)が長いのが特徴です。夕方は、木々の間を飛びまわっていますが、昼間は木葉や草の上で休んでいますので、撮影のチャンスがあります。幼虫は、ブナ科植物(コナラ、ミズナラ、カシワ、クヌギなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ミズイロオナガシジミ(しじみちょう科) 2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、樹上の葉に止まったのを望遠で捉えました。
ミズイロオナガシジミ(しじみちょう科) 2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まったのを接写しました。
ミズイロオナガシジミ(しじみちょう科) 2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まったのを接写しました。
| <特徴> 早春から晩秋まで、草地や人家周辺で普通に見られ、小型ですが、オレンジ色が目立つためにしばしば目を引きます。特に、春型が鮮やかで、近づいて観察するととても愛らしいのです。地面近くを忙しそうに飛び、各種の花にとまって蜜を吸ったりしていますが、あまり動かない時もあって、よくカメラに収まってくれます。幼虫は、スイバ、ギシギシ、ノダイオウなどを食べます。 <名前の由来> <備考> |
ベニシジミの春型(しじみちょう科) 2013年4月28日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年4月28日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、止まったところを接写しました。
ベニシジミの夏型(しじみちょう科) 2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まったところを接写しました。
ベニシジミの夏型(しじみちょう科) 2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年8月25日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まったところを接写しました。
| <特徴> <名前の由来> <備考> |
ウラナミシジミ♀ (しじみちょう科) 2014年10月19日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年10月19日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、花で吸蜜しているところを接写しました。
| <特徴> <名前の由来> <備考> |
ヤマトシジミ♂ (しじみちょう科) 2013年6月18日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年6月18日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、花で吸蜜していたところを接写しました。
ヤマトシジミ(しじみちょう科) 2015年10月18日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年10月18日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、花や葉上に止まっているところを接写しました。
| <特徴> 春から秋まで、雑木林や人家の周辺を忙しげに飛んでいる、白っぽいシジミチョウです。翅の裏側は、灰色地に小さい黒斑が並んでいます。表側は青色ですが、メスでは薄く縁の黒っぽい部分が広くなります。幼虫は、マメ科、ミズキ科、バラ科など、各種の植物の花やつぼみを食べます。 <名前の由来> <備考> |
ルリシジミ (しじみちょう科) 2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、羽を開かなかったので、表側は撮れませんでした。
| <特徴> 春から秋まで、草地や河原で普通に見られる小型のシジミチョウです。後翅の裏側には、オレンジ色の紋があり、表側はオスは、青紫色ですが、メスは黒っぽくなります。また、後翅に糸のような短い尾(尾状突起)があるのが特徴です。地表近くを軽々と飛んでいて、時々各種の花や地表にとまります。幼虫は、マメ科植物( シロツメクサ 、 ゲンゲ 、ナンテンハギ、ヤマハギ、コマツナギなど)を食します。 <名前の由来> <備考> |
ツバメシジミ♂(しじみちょう科) 2013年6月18日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年6月18日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、シロツメクサの花で吸蜜していたので、接写できました。
ツバメシジミ♀(しじみちょう科) 2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていたので、接写できました。
| <特徴> 年1回の発生で、6月〜7月頃あらわれますが、低山地では真夏には一時夏眠し、9月頃再び活動するタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に前翅には黒斑、後翅には、中央に白色斑列があり、銀色の筋のようにも見えます。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が見られますが、オスには前翅の表側に性標が3本あります。幼虫は、スミレ科植物(タチツボスミレなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
オオウラギンスジヒョウモン♀(たてはちょう科) 2015年10月18日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年10月18日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっているところを接写しました。
| <特徴> 年1回の発生で、6月〜7月頃あらわれますが、低山地では真夏には一時夏眠し、9月頃再び活動するタテハチョウの一種です。翅の裏側は、薄緑色の地に銀白色の帯が3本見られます。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が見られます。幼虫は、スミレ科植物(スミレ、タチツボスミレなど)を食べます。 <名前の由来> 翅の裏側が緑(ミドリ)色ぽくなっている、彪紋(ヒョウモン)蝶という意味で名付けられました。 <備考> オスには前翅の表側に性標が3本みられます。 |
ミドリヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2015年9月12日午前、「八丁湖公園」で撮影 |
2015年9月12日午前、「八丁湖公園」で撮影しました。
| <特徴> 多化性で、春から晩秋に、本州(近畿以西)から沖縄の河原、畑地、草原、市街地などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に斑模様がありますが、前翅には赤色部分が表れます。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が見られますが、メスの前翅の先は黒紫になり、白い帯があります。幼虫は、スミレ科植物(スミレ、タチツボスミレなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ツマグロヒョウモン♀(たてはちょう科) 2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上で静止しているところを接写しました。
ツマグロヒョウモン♀(たてはちょう科) 2015年4月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年7月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、花上で静止しているところを接写しました。
ツマグロヒョウモン♂(たてはちょう科) 2015年4月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年7月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、花上で静止しているところを接写しました。
| <特徴> 年2〜3回発生し、雑木林周辺、都市郊外などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に、白帯と黒の斑模様が見られます。翅の表側は、黒褐色の地に白い帯が目立ち、羽を開いているときには、1本の帯のように見えます。あまり羽をはばたかずに滑空するように飛び、時々木々にとまります。幼虫は、スイカズラ科植物(スイカズラ、ヒョウタンボク、ハコネウツギなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
イチモンジチョウ(たてはちょう科) 2013年5月25日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年5月25日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉の上にとまったので、望遠で捉えました。
| <特徴> 年2〜3回発生し、春から初秋にかけて本州の雑木林周辺、都市郊外などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に、白帯と黒の斑模様が見られます。翅の表側は、黒褐色の地に白い帯が目立ち、羽を開いているときには、1本の帯のように見えます。
イチモンジチョウ
と酷似していますが、前翅第3室の白斑が明瞭なことと、外縁の白色斑紋がはっきりと現れないことで区別します。あまり羽をはばたかずに滑空するように飛翔しますが、比較的低いところを飛び、時々枝や葉にとまるので撮影出来ます。幼虫は、スイカズラ科植物(スイカズラ、ヒョウタンボク、タニウツギ、ハコネウツギ、ニシキウツギなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
アサマイチモンジ(たてはちょう科) 2015年9月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年9月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、地表で吸水していたところを接写しました。
アサマイチモンジ(タテハチョウ科) 2016年5月15日午後、「八丁湖公園」で撮影 |
2016年5月15日午後、「八丁湖公園」で撮影しましたが、葉上に止まってていたところを望遠で捉えました。
| <特徴> 春から秋まで、林縁や都市郊外などでも普通に見られる小さめのタテハチョウです。翅の裏側は茶色地に白線が入り、表側は濃茶色地に三本の白い帯が目立ちます。羽をパタパタさせながら、スーッと飛ぶ独特な飛翔を見せますが、ちょっと鈍感なのか、近づいても動かないことがあるので、結構カメラに収まってくれます。幼虫はマメ科植物(クズ、フジ、ヤマハギなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
コミスジ(たてはちょう科) 2013年5月25日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年5月25日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まったところを接写できました。
コミスジ(たてはちょう科) 2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まったところを接写しました。
コミスジ(タテハチョウ科) 2016年5月15日午後、「八丁湖公園」で撮影 |
2016年5月15日午後、「八丁湖公園」で撮影しましたが、葉上に止まったところを望遠で捉えました。
| <特徴> 春から秋にかけて、草地、河川堤防などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしています。表側は、黄色地に黒い紋がありますが、夏型は地色が黄色っぽく、秋型は地色がオレンジっぽくなります。活発に飛び回っていますが、たまに、地上に静止することがあるので、カメラにも収まってくれます。幼虫は、クワ科のカナムグラを食べます。 <名前の由来> <備考> |
キタテハ(たてはちょう科) 2013年4月28日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年4月28日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、地表に止まっていました。
キタテハの夏型(たてはちょう科) 2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、1頭だけ葉上に止まっていました。
キタテハの夏型(たてはちょう科) 2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、1頭だけ葉上に止まっていました。
キタテハの夏型(たてはちょう科) 2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
キタテハの秋型(たてはちょう科) 2015年10月18日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年10月18日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
| <特徴> 初夏に、平地から山地の樹林周辺、市街地などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は木肌模様で、目立ちませんが、表側は、褐色の地に黒斑と黒縁(青色が交じる)が見られ、体と翅の付け根に毛があります。幼虫は、ニレ科植物(エノキ、エゾエノキ、ハルニレなど)、ヤナギ科植物(オオバヤナギなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ヒオドシチョウ(たてはちょう科) 2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、地表や葉上に止まったところを接写しました。
ヒオドシチョウ(タテハチョウ科) 2016年4月10日午後、八丁湖公園で撮影 |
2016年4月10日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、枯草に止まっていたのを望遠で捉えました。
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| <特徴> 初夏から秋まで、市街地から山地まで見ることができるタテハチョウの一種です。翅の裏側は木肌模様で、目立ちませんが、表側は黒地に瑠璃(ルリ)色の帯があり、前翅には白い模様も見られます。とても敏捷に飛びまわり、樹上や路上では羽を開いて休みますが、樹液を吸う時などは、羽を閉じるので目立たなくなります。幼虫はユリ科植物(サルトリイバラ、ホトトギスなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ルリタテハ(たてはちょう科) 2015年4月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年4月29日午後、八丁湖公園で撮影で撮影しましたが、本土亜種です。
| <特徴> 春から晩秋にかけて、日本各地の山地から平地の田畑や市街地などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、表側は、赤褐色地に黒い斑紋があり、前翅には白斑紋も見られます。活発に飛び回っていて、なかなかシャッターを切らせてくれません。幼虫は、イラクサ科植物(カラムシ、ヤブマオなど)、ニレ科植物(ケヤキ、ハルニレなど)を食べます。 <名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも赤(アカ)色っぽいので、この名前が付きました。 <備考> 季節型はなく、成虫で越冬します。オスとメスはよく似ていて、識別が難しいのです。 |
アカタテハ(タテハチョウ科) 2013年4月28日午後、「八丁湖公園」で撮影 |
2013年4月28日午後、「八丁湖公園」で撮影しましたが、地表に止まったところを接写しました。
| <特徴> 年2〜3回発生し、春から秋にかけて関東、山梨県、静岡県の平地〜低山地の樹林で見られるタテハチョウの一種ですが、日本に本来から奄美諸島に生息していたものとは違い、1990年代初めごろに中国大陸から持ち込まれたと思われるもの。翅の表裏ともに、黒色地に、白斑が目立ち、口吸が鮮やかな黄色なのが特徴です。春型は白化しますが、夏型には後翅亜外縁に沿って赤斑がみられます。緩やかに飛翔していますが、時々葉上で羽を休めるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ニレ科植物(エノキなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
アカボシゴマダラの春型(たてはちょう科) 2013年5月25日午後、ポンポン山で撮影 |
2013年5月25日午後、ポンポン山で撮影しましたが、樹上に止まったのを望遠で捉えました。
アカボシゴマダラの春型(たてはちょう科) 2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、しばらく樹上に止まっていたので、何回もシャッターが切れました。
アカボシゴマダラの夏型(たてはちょう科) 2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを望遠で捉えました。
| <特徴> 早春から秋まで、草地や林縁などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に、さざ波のような模様が出ていて、蛇の目模様が前翅に1個、後翅に5個以上見られます。表側は茶色の地色に大きな蛇の目模様が前翅左右に1個ずつ、後翅左右に2個ずつが目立ちます。草の上を低空で、リズミカルに飛んで、各種の花で吸蜜します。幼虫はカヤツリグサ科・イネ科植物(チジミザサ、ススキなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ヒメウラナミジャノメ(じゃのめちょう科) 2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
| <特徴> 春から初秋まで、平地から低山地の樹林などで見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は灰褐色の地色に白線と大小の蛇の目模様が見られます。表側は灰褐色の地色に、後翅に小さな蛇の目模様があります。幼虫は、イネ科植物(マダケ、アズマザサなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ヒカゲチョウ(じゃのめちょう科) 2013年6月18日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年6月18日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、木の幹に止まっているところを望遠でとらえました。
ヒカゲチョウ(じゃのめちょう科) 2015年9月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年9月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、本土亜種です。
| <特徴> 春から初秋まで、平地から亜高山帯などで広く見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は黒褐色の地色に白線と大小の蛇の目模様が見られます。表側は黒褐色の地色に小さな蛇の目模様があります。俊敏に飛ぶので、なかなかカメラには収まってくれません。幼虫は、イネ科植物(チシマザサ、ネザサ、クマザサなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
クロヒカゲ(じゃのめちょう科) 2013年4月28日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていたところを接写しました。
クロヒカゲ(じゃのめちょう科) 2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、本土亜種です。
クロヒカゲ(タテハチョウ科) 2016年5月15日午後、「八丁湖公園」で撮影 |
2014年7月12日午後、「八丁湖公園」で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
| <特徴> <名前の由来> <備考> |
サトキマダラヒカゲ(じゃのめちょう科) 2013年5月25日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年5月25日午後、八丁湖公園で撮影しました。
サトキマダラヒカゲ(じゃのめちょう科) 2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
サトキマダラヒカゲ(じゃのめちょう科) 2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、木の幹に止まっていました。
| <特徴> 春から秋まで、人家や樹林周辺などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白線と大小の蛇の目模様が並んでいます。表側は茶色の地色に大小の蛇の目模様が前翅左右にそれぞれ1個ずつ目立ちますが、後翅左右の蛇の目模様は小さくてはっきりしない場合があります。林の近くを軽々とリズミカルに飛んでいますが、たまに葉や地表にとまるのでシャッターを切れるときがあります。幼虫はカヤツリグサ科・イネ科植物(チジミザサ、ススキ、アシボソ、メダケなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ヒメジャノメ(じゃのめちょう科) 2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっているところを望遠で捉えました。
ヒメジャノメ(じゃのめちょう科) 2015年9月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年9月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉の上に止まっていました。
| <特徴> 春から秋まで、本州から九州の雑木林内やその周辺の暗い環境を好むジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は黒褐色の地色に白線と大小の蛇の目模様が並んでいますが、地色が濃く、白線が少し湾曲し、やや紫がかっていることで、
ヒメジャノメ
と区別されます。表側は茶色の地色に、前翅では大小2つの蛇の目模様が左右にあり、後翅では小さいのが左右に一つずつあります。飛び方は、比較的緩やかで、葉や地表にとまりやすいので、シャッターを切れるチャンスがあります。幼虫はイネ科植物(チジミザサ、ススキ、アシボソ、アブラススキなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
コジャノメの春型(じゃのめちょう科) 2013年5月25日午後、八丁湖公園で撮影 |
2006年4月30日午前に撮影しましたが、葉上にとまってくれたので、シャッターが切れました。
コジャノメの夏型(じゃのめちょう科) 2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
コジャノメの春型(タテハチョウ科) 2016年5月15日午後、「八丁湖公園」で撮影 |
2016年5月15日午後、「八丁湖公園」で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
| <特徴> 春から秋まで、広葉樹林の周辺などで見られますが、成虫で越冬するので、暖かい冬の日に出てくる場合があります。系統的に古い蝶といわれており、日本で生息しているのは、1属1種のみです。翅の裏側は枯葉模様で、木の枝にとまっているとわからなくなります。表側は、茶褐色の地色に大きなオレンジ斑が見られます。また、頭部に鼻のように見える下唇ひげ(パルピ)があるのが特徴となっています。幼虫は、ニレ科植物(エノキ、エゾエノキ、クワノハエノキ)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
テングチョウ♀(てんぐちょう科) 2013年4月28日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年4月28日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、地表に止まっているところを接写しました。
| <特徴> 早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、丘陵地から山地の雑木林(落葉広葉樹)で見られます。翅の表側の前翅は、オスではだいたい一様に暗褐色ですが、メスでは地色がオスより淡く、中央部に白っぽい帯があるので、識別できます。後翅表面は、共にだいたい一様に暗褐色の地色に橙黄色紋が目立ちます。裏側は、表とほぼ同じです。飛び方が早く、撮影するのに苦労しましたが、たまに葉や地表にとまるのでシャッターを切れるときがあります。幼虫は、ブナ科(クヌギ、コナラ、カシワ、ミズナラなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ミヤマセセリ♀(せせりちょう科) 2015年4月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年3月20日午後に、八丁湖公園で撮影しましたが、地表に止まっていました。
ミヤマセセリ♂(セセリチョウ科) 2016年4月10日午後、八丁湖公園で撮影 |
2016年4月10日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、枯葉の上に止まっていたのを接写しました。
| <特徴> 春から初秋まで、北海道〜九州の山地から平地にある雑木林の林縁で見られるセセリチョウの仲間ですが、関東地方では年3回の発生となります。翅の表側は黒っぽく、前翅に大きな白斑が目立ち、後翅に白帯がはっきり現れるのが「関西型」、不明瞭なのが「関東型」とされています。翅の裏側もほぼ同様ですが、常に羽を開いてとまるので、裏側を撮影するのはなかなか難しいのです。また、結構敏捷に飛んでいます。幼虫は、ヤマイモ科植物(ヤマノイモ、トコロ、ツクネイモニガガショウ、ヒメドコロなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ダイミョウセセリ(せせりちょう科) 2013年5月25日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年5月25日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、後翅の白帯が不明瞭な「関東型」です。
ダイミョウセセリ(せせりちょう科) 2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
| <特徴> 春から夏まで、平地から山地の草原や草地で見られるセセリチョウの仲間ですが、山地や寒冷地では年1回の発生となります。翅の表側は黒っぽく、裏側は、前翅では黒褐色から黄褐色、後翅では、黄褐色に白銀色の帯があります。また、ゆるやかにひらひらと飛ぶのが特徴です。幼虫は、イネ科植物(ススキ、エノコログサ、チガヤ、ヨシなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ギンイチモンジセセリの春型(せせりちょう科) 2013年4月28日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年4月28日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、1頭だけが吸蜜していました。
| <特徴> 春から初秋まで、平地や山地などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は麦わら色で白斑があり、黒い脈が目立つのが特徴です。表側は、黒褐色の地色ですが、前翅には白斑が見られます。幼虫は、イネ科植物(メダケ、ミヤコザサなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
コチャバネセセリ(せせりちょう科) 2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
コチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2016年5月15日午後、「八丁湖公園」で撮影 |
2016年5月15日午後、「八丁湖公園」で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
| <特徴> 春から初秋まで、樹林周辺、草地などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は黄褐色で前翅に黒斑が見られます。表側は、オスでは、褐色の地色ですが、外縁に黒い帯が目立ち、前翅の性標もはっきりしています。またメスでは、全体的に黒っぽい中に黄褐色の斑模様が見られます。とても敏捷に飛ぶので、追いかけるのはたいへんです。幼虫は、イネ科植物(チヂミザサ、ヤマカモアシボソなど)を食べます。 <名前の由来> <備考> |
ヒメキマダラセセリ(せせりちょう科) 2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年5月29日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを望遠で捉えました。
ヒメキマダラセセリ(せせりちょう科) 2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年5月27日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
| <特徴> 春から秋まで、関東以西の河川堤防、公園、草地などで普通に見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は黄褐色の地色に白色の小斑点が見られますが、はっきりしない場合があります。表側は、茶褐色の地色に白斑が見られますが、前翅ではやや大きめです。幼虫は、イネ科植物(チガヤ、ススキなど)、カヤツリグサ科植物を食べます。 <名前の由来> <備考> |
チャバネセセリ(せせりちょう科) 2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年8月24日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを望遠で捉えました。
チャバネセセリ(せせりちょう科) 2015年9月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2015年9月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、地表で吸水していました。
| <特徴> 初夏から秋まで、市街地や草原、山地などいたる所で普通に見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白銀の斑点が見られますが、特に後翅の白銀模様が一列になった、一文字模様を見せるのが特徴です。表側は裏側より濃い茶色の地色に白銀模様が見られます。一見ガの仲間と見間違えやすく、集団で移動することが知られています。幼虫は、イネ科、カヤツリグサ科の各種を食べますが、特にイネに有害で、駆除の対象とされています。 <名前の由来> <備考> |
イチモンジセセリ(せせりちょう科) 2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影 |
2014年7月12日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
イチモンジセセリ(せせりちょう科) 2014年8月24日午後、風の杜で撮影 |
2014年8月24日午後、風の杜で撮影で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
| <特徴> 初夏から秋まで、草原や樹林などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白銀の斑点が見られますが、
イチモンジセセリ
では、後翅の白銀模様が一列に並ぶのに対して、本種ではジグザクになります。表側は、茶褐色の地色に白斑が見られますが、前翅ではやや大きめです。幼虫は、イネ科植物(アズマネザサ、メダケ、ヤダケカンチク、ススキ、チガヤなど)を食べます。 <名前の由来> <備考>埼玉県レッドリスト準絶滅危惧 |
オオチャバネセセリ(せせりちょう科) 2013年6月18日午後、八丁湖公園で撮影 |
2013年6月18日午後、八丁湖公園で撮影しましたが、葉上に止まっているところを接写しました。
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