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鉄道ニュース9月号





●JR西日本広島支社、「ねんりんピック」号走行開始(9/6)
「2001ねんりんピック広島」の開幕を控え、JR山陽本線にPR列車「ねんりんピック号」が登場した。列車は4両編成で、先頭・後部・側面の6カ所に 大会のマスコットキャラクター「ひろっぴー」をあしらったロゴマークをつけている。岡山〜下関間(一部呉線でも走る)を大会終了の10月9日まで走行する。

●JR東日本、SL「ばんえつ物語」新潟駅まで延長運転(9/7)
10月1日から始まる「新潟デスティネーションキャンペーン」にあわせ、JR東日本では磐越西線新津〜会津若松間のSL列車「ばんえつ物語号」を10〜11月の日曜と12月23、24日は新潟駅発着で運転されることを決定した。ダイヤは新潟9:35→会津若松13:19、会津若松15:06→新潟18:58。一部の日は片道のみ新潟発着となる。

●JR東日本、五能線に新駅「ウェスパ椿山」12月開業(9/7)
青森県深浦町に五能線の新駅「ウェスパ椿山」が12月に開業することになった。同名のリゾート施設に隣接する地点にホーム1面の無人駅を設置するもので、建設費は約4300万円。当面は眺望列車「リゾートしらかみ号」のみが停車する。

●JR東日本仙台支社、みやぎ国体で臨時列車運転(9/7)
JR東日本仙台支社は、10月に宮城県利府町の県総合運動公園で行われる「みやぎ国体秋季大会」と全国障害者スポーツ大会の開・閉会式当日の列車運転計画を発表した。秋季大会模擬開会式が開かれる10月7日は、東北線仙台—利府駅間で直通臨時列車を午前8〜11時台に下り9本、午後4〜7時台に上り6本運転する。秋季の開会式の13日は同区間で午前8〜11時台に下り13本、午後4〜7時台に上り7本、閉会式の18日は午後3〜5時台に5本の上り臨時列車を運転する。全国障害者スポーツ大会開会式の27日は、午前6〜8時台に下り6本の臨時列車を走らせる。

●JR西日本、東海道本線芦屋〜西ノ宮間に新駅設置へ(9/7)
JR東海道線(神戸線)の芦屋駅と西宮駅の間、夙川の東に新しい駅ができます。6年後の開業予定です。「JR夙川」(仮称)駅は、芦屋駅〜西宮駅のほぼ中間に設置予定。停車は普通電車のみで、新快速や快速は、通過する予定である。ちなみに大阪駅までの所要時間は18分で結ぶ。2007年春頃の開業予定。

●JR呉線「古新開駅」の設置工事、正式に始まる(9/20)

JR呉線広駅—安芸阿賀駅の中間点に整備する「古新開駅」(仮称)の設置工事が正式に始まった。同駅は来年3月のダイヤ改正に合わせ開業する予定。 新駅は、8両編成が停車できるホーム1面、自動券売機をJR西日本が設置。広島方面行き65本、三原方面行き66本の各駅停車131本を停車させる。工費約6000万円は地元企業が負担する。 呉市は、駅には待合室を兼ねた市民ギャラリーや福祉作業所を併設した2階建て駅舎を設置。駅前交通広場や線路をまたいで駅南北を結ぶエレベーター付きの自由通路、約500台収容の駐輪場などを整備する。

●山陽新幹線100系リニューアル「こだま」姫路〜博多間に運転開始(9/20)

JR西日本は、100系のリニューアル車両を姫路〜博多間のこだまに運用をし出した。当面は1編成のみだが、来春のダイヤ改正までに100系車両を順次改修する方針だ。座席数を3対2から2対2に変更し、前の座席との間隔も広げている。

●JR東日本各支社ダイヤ改正概要発表(9/25)

JR東日本仙台、盛岡、秋田各支社は21日、12月1日からの改正ダイヤを発表した。東北、山形、秋田の3新幹線は、運転区間の変更や停車駅の増加が主で、小幅な改正となった。東北新幹線やまびこは、下りの281号の始発駅が郡山から那須塩原に変更され、停車駅も新白河と郡山が追加された。上りの42号は郡山、100号は上野、14号は大宮と上野にそれぞれ新たに停車する。木、金曜日運転の上り臨時列車280号は、運転日が月〜金曜日に増える。山形新幹線つばさは、上り一番列車の114号の始発駅を山形から新庄に変更。新庄午前5時41分発となり、山形までの各駅に停車する。116号の始発駅は新庄から山形に変更される。ほかに追加された停車駅は、上りの100号の上野と米沢、144号の高畠、下りの115号の米沢、111号の高畠。秋田新幹線こまちも、上り14号が新たに大宮と上野に停車する。すべてのこまちで現在、半室禁煙となっているグリーン車は、全室禁煙となる。

●JR東日本大宮支社ダイヤ改正概要発表(9/25)

JR東日本大宮支社は、12月1日のダイヤ改正を発表した。県内と湘南方面を直通で結ぶ「湘南新宿ライン」を開始が行われる。湘南新宿ラインは、東海道線と宇都宮線を連結し、県内と湘南の間を結ぶ。大宮、新宿を経由し、横浜、大船まで直通で走る。日中を中心に1日9往復する。また、東北新幹線は午前6時21分小山発の「なすの228号」を増発。今までより1本早い、東京発の成田エクスプレス(午前7時半)と東海道新幹線(同7時20分)に乗ることが可能になる。下りでは、午前6時34分那須塩原発「やまびこ281号」を増発し、仙台方面に約1時間早く到着出来るようになる。宇都宮線の宇都宮発黒磯行きの最終列車が、現在より12分遅い午後10時41分に繰り下がる。日光線も、宇都宮発の最終列車が、6分繰り下げの午後10時42分となる。また上野発宇都宮線は混雑を緩和するため、最終列車(午後11時38分)とその先行列車の間隔を18分から11分に短縮する他、先行列車の編成を10両から15両に増両する。

●東北新幹線八戸開業で函館〜八戸間に特急運転へ(9/27)

JR北海道の坂本社長は定例の記者会見で、2002年末に東北新幹線が青森県八戸市まで延伸されるのに合わせ、函館から八戸までの直通特急を運行する方針を明らかにした。JR北海道は現在、函館〜青森間に快速「海峡号」を1日5往復運行中しているが、52億円をかけ、新型特急車両を導入し、所要時間を40分短縮する。これにより、函館〜青森間は2時間、函館〜八戸間は3時間10分で結ぶ。

●JR東日本各社ダイヤ改正概要発表(9/28)

▼新潟支社では12月1日のダイヤ改正で上越新幹線「あさひ」を1往復増発する。またE4系使用のMaxを5往復にするほか、ビュフェ連結列車をすべて廃止する。在来線では特急「みのり」を新潟〜高田間と長岡〜高田間をそれぞれ1往復運転とし、高田〜長野間の運転を廃止する。また新潟駅発着の越後線、信越本線の列車を20分間隔の運転とする。
▼中央本線方面は新型特急電車のE257系の営業運転を開始する。E257系は、「あずさ」3往復に投入し、その後2002年秋までに順次置き換えていく予定。「スーパーあずさ」は8往復に戻す。また現行の「かいじ102・117号」に相当する列車を竜王まで延長する。夜行急行の「アルプス」は上りを廃止し、一方で「あずさ」上り1本増発(松本発15時32分)する。


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