C56簡易線(ローカル線)用として軸重を軽く設計された小型テンダー機
昭和10年2月22日に1号機が誕生してから、昭和14年4月20日までに160輌製造、のちに樺太向けの4輌が加わり、164輌となる
C12をテンダー機にした形式、寸法・構造とも共通点が多い、ブレーキシューはC12とは逆の前位置にある簡易線向のため
バック運転を重視し、その際の見通しをよくするため、テンダーの両側を低くして、後ろの見通しをよくしてあるのが、
最大の特徴
C12と同様、給水ポンプとピストン先棒を省略している
製造年による大きな変化はない
第二次世界大戦中に過半数の1号機から90号機が、軍用鉄道に徴用されタイ・ビルマ方面に送られた『戦場にかける橋』の
泰緬鉄道での活躍は有名
国内では、小海・木次・七尾線など主に特定線区で働いた |
形 式 | 軸配置 | 全 長 | 全 高 | 全 幅 | 全 重 | 馬 力 | 最高速度 | 動輪直径 | C56 | 1-C | 14,325mm | 3,900mm | 2,936mm | 65t | 505馬力 | 75km/h | 1,400mm |
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