このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

                 Nゲージの世界へようこそ


C57蒸気機関車


C57 1(山口号)                     
「貴婦人」と呼ばれたC57は、C55の改良型で世界の旅客用蒸気機関車の定番である2C1の軸配列をもつパシフィック型です。昭和12年から昭和22年まで201両が製造されました。外観上から4つのグループに分類され国鉄の標準旅客用機関車として四国を除く全国で活躍しました。現在では、JR西日本の山口号やJR東日本のばんえつ物語号の牽引車として動態保存されています。模型の方では各社から発売されました。KATOの蒸気機関車としては、C11・C50・C62・D51に続く5番目の製品として発売されました。製品には山口号の他に標準デフと門鉄デフとばんえつ物語がラインナップされています。(以前は赤ナンバーの山口号や白いラインの入った門鉄デフも発売されていました。)実機同様均整のとれたスタイルと蒸気放熱管などそのディテールの美しさはKATOならではの作りとなっています。また、集煙装置は脱着可能で外すと昔のながらのスタイルを楽しむことができます。(マウスを写真の上に持っていくとその姿が見られます。)


C57 135                     
135号機は最後に岩見沢第一機関区に所属して1975年12月に、室蘭-岩見沢間旅客最終列車を牽引した後、引退して現在は大宮鉄道博物館に展示されています。


C57 180(3次形・ばんえつ物語号)              
マイクロエースからは、このSLばんえつ物語号牽引機として活躍している180号機と、北海道タイプと呼ばれるドア付の密閉型運転室を持つ177号機の蒸気放熱管を取り去った3次形といわれるタイプとお召し指定機仕様の1号機(こちらは一次形を再現)と3タイプを発売しています。いずれも同社の他の製品と同様にボイラー脇の空気配管を磨きだした形を表現しています。個人的にはやや玩具っぽく見えて好みではありませんがそれ以外の点においては、ボイラー部分がやや腰高な面を除けば良くまとまった製品に満足しています。(シルエット的にはKATOのC57シリーズの方が好みです。)



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