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使用カメラ:PENTAX Optio S5i (コンパクト・デジカメ)

→ 2005.11 November
2005.10October 
神無月(かんなづき)

午後から夜半に降り続いた雨も早朝には上がり、尾瀬沼山荘を後に長蔵小屋西側の撮影場所へ向かう。尾瀬沼山荘で作って頂いた朝弁をベンチにひろげ、コーヒーを沸かし雨上がりの静寂な沼畔の秋景色を眺めながら憩いの時を満喫する。 沼畔での撮影と朝食を終え、9時半に長蔵小屋を後に三本落葉松脇を通り浅湖湿原から沼尻へ。昨夜の雨上がりのため木道が滑りやすく各所で転倒するハイカーが相次ぐ姿を目の前に、慎重に足を運ぶ。沼尻休憩所で身支度を整え、ここからは白砂乗越のガレ場を越え、見晴に向かって段小屋坂をひたすら下る。白砂湿原からは樹林帯に入り紅葉・黄葉と色づく景色を眺めながら見晴へとマイペースで歩き11時半に見晴十字路に到着。 更に定宿である中田代・竜宮小屋の小屋主さんや巣田x不を訪ねる。丁度、昼食時で小屋のロビーや周辺は混雑で賑わっていた。忙しそうなので軽く挨拶をして小屋を後にし、下田代のベンチでコーヒーを沸かし昼食をとり心ゆくまで湿原の風景を眺めながら、心ゆくくまで昼下がりの静寂の一時を味わった。



オオバンソウ


ツキヨタケ

今回の入山コースの1日目は沼山峠から大江湿原を抜け尾瀬沼山荘(泊)。翌日は沼尻から白砂乗越を抜け段小屋坂を下り尾瀬ヶ原・見晴十字路より温泉小屋(泊)、三日目は段吉新道から燧裏林道を行脚し御池へ沼・原・燧ヶ岳を周遊するコースです。天気予報では雨であったが桧枝岐あたりを過ぎる頃から天空は満天の星が輝き天の川も見え、流れ星も沢山見られ思いがけない天候に期待を寄せてしまう。 御池駐車場で仮眠をとり5時30分始発の沼山峠行きのバスに乗車し峠休憩所に到着する頃は朝陽が眩しく輝き、期待したとおりの好天である。大江湿原ではてばまるさん、meaさんの歩いてくる姿を見かけ大きく手を振るが気がついてくれただろうか? 久し振りの対面で湿原の真中にあるベンチでリュウセンさんと4人でミニオフ。その後、撮影しながら尾瀬沼ビジターセンターへ向かう。更に私には撮影目的があったので、その場所まで陽があるうちにと単独で三平下へ急ぐ。途中、 shinさん とすれ違う。5月の残雪期以来の対面であり、木道で少々の立ち話をして長蔵小屋後ろのベンチにリュウセンさん、 アクアさんてばまるさん 、meaさん達が居ることを告げ別れる。陽があるうちにと目的の場所に到着し早速撮影に取り掛かる。絶好の好天と期待していたが徐々に陽差しが弱くなり11時頃から雲が多くなり、降雨が予測できたので早々に撮影を切り上げ三平下の休憩所に立ち寄り、温かい茸汁と缶ビールで昼食をとる。間もなく小雨がぱらつきはじめ、次第に本降りとなる。本日の予定である撮影は一応の成果があったと自己満足しながら癒しの時を過ごす。

平成17年10月28日

平成17年10月10日

平成17年10月9日

平成17年10月8日

明け方星が幾つか見えたがはっきりしない空模様で気温8度と暖かい朝だ。ハーブティーで目覚めの一杯、空腹のため温泉小屋ロビーで朝弁を広げ腹ごしらえして6時に小屋を出発。 薄明るい木道を見晴へと向かい、ちょうど十字路で撮影に向かうアクアさんと出会う。昨日お会いできなかったので7月のキスゲ以来久し振りの対面である。 下田代で撮影後、東電吊橋付近の紅葉が素晴らしいと聞き行ってみることにした。 時間も8時を回りそろそろ御池へ向かう。平滑の滝・三条の滝方面の分岐を右折し段吉新道から燧裏林道へと向かう。昨夜の雨で木道はかなり滑りやすくなっているので慎重に足を運ぶ。天神田代や上田代の湿原は霧に覆われ幻想的な景色を醸し出している。燧裏林道は紅葉の穴場で、野鳥の声が囀り静かで癒しのトレッキングが楽しめる。林道は沢を横切るアップダウンが多いが入山者も比較的少なく紅葉狩りにはお勧めのコースです。

マイズルソウの実

シラタマノキの実

ナナカマドの実

ミネザクラの紅葉

沼尻休憩所

白砂乗越のガレ場

白砂湿原の池塘

霧かすむ白砂湿原

尾瀬沼東岸の紅葉

見晴十字路の山小屋

お世話になった元湯山荘

元湯山荘の夕食膳

熊が座ったとみられ
葦が丸く倒れていた

見晴野営場

段小屋坂の紅葉

段小屋坂の紅葉

段小屋坂の黄葉

燧小屋前のハウチワカエデ紅葉

マユミ

ダンゴヤ沢の流れ

オゼヌマアザミ

大江湿原の草もみじ

大江湿原の草もみじ

尾瀬沼南岸の紅葉

尾瀬沼南岸の紅葉

沼のシンボル・三本落葉松

大江湿原の草もみじ

燧ヶ岳と尾瀬沼・雨上がりのしっとりと柔らかい光が草もみじを優しく輝かせていた

沼畔のナナカマドの紅葉

浅湖湿原の草もみじ

大正時代に植林され
たという三本落葉松

白砂湿原・段小屋坂への入り口

尾瀬沼東岸の紅葉

下田代・六兵衛堀の樹林

六兵衛堀の樹林紅葉

見晴から元湯山荘間の秋景

下田代・見晴の山小屋を望む

静寂の秋景

沼畔の黄葉

雨上がりの湿原と尾瀬沼東岸

定番の三本落葉松と大江湿原の夜明

ゴゼンタチバナの赤い実
雨上がりの葉に鮮やかだ

雨上がりの草もみじが鮮やかに輝く

ウラジロヨウラクツツジの紅葉

平成17年10月29日

平成17年10月30日


ハハコグサ

裏燧橋(渋沢大橋)

渋沢温泉への分岐

平滑・三条の滝への分岐

ラクダやゾウに見えるダケカンバの奇樹

霧に煙る横田代

燧裏林道の紅葉

燧裏林道の紅葉

白いきのこの妖精!

燧裏林道の紅葉

燧裏林道の紅葉

ドクツルタケ




平成17年10月30日

晩秋の上田代夜明

晩秋の上田代夜明

六兵衛堀

小春日和の下田代

暮れなずむ中田代

竜宮小屋の部屋に居たカメノコ天道

ダケカンバ

薄霜の上田代

架け換えられた沼尻川の橋(竜宮小屋東側)

夕暮れの至仏山

暗雲の中田代の昼さがり

晩秋の湿原を行く

降雪で壊された川上川橋も架け替えられた

オフ会で各自昼食のカップ麺

浮島青天(中田代)

ソメイヨシノの紅葉(戸倉)

津奈木沢の黄葉のトンネル

鳩待峠から戸倉の間の山麓や笠科川沿いとその周辺は紅葉・黄葉の真っ盛りであった。
津奈木沢と並行する道路は黄葉のトンネルで紅葉とは違う趣である。
戸倉から鎌田方面への周辺国道沿はソメイヨシノの紅葉が毎年見事で桜の紅葉と気付く人は中々いないようである。

黄葉は唐松やミズナラなどである

至仏山にモスラ出現?

静寂の黎明(中田代)

静寂の黎明(中田代)

ダケカンバに光射す

ナナカマド

ヒツジグサ紅葉

唐松黄葉

川上川の流れ

落葉の木道

下の大堀のダケカンバ

晩秋の中田代

上田代の唐松黄葉

晩秋の至仏山(上田代)

来年また逢おう!

竜宮小屋206号室から望む

秋天の中田代

湿原の朝明け(中田代)

湿原の朝明け(中田代)

薄霜の上田代

鳩待峠駐車場には午前3時頃到着。天空を見上げれば満天の星座が輝き、素晴らしい天体ショーであっった。 しばし、思いに耽るかのようにただ呆然と天空を見上げ、時折の流星に思わずハットしたりして余韻を楽しんだ。かなり冷え込んできて空は文句ない快晴である。これなら大霜になること間違いないと心が騒ぐ。いつもより早めに山の鼻へ下山したが、暖冬なのか霜は薄っすらと湿原に降りているだけで大霜になっていなかった。しかし、東の空には優しいピンク色の朝焼けが霧に包まれ、思わぬシャッターチャンスに巡り合い霧中で撮影を満喫した。

燧裏林道の秋

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