このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

使用カメラ:PENTAX Optio W60 (コンパクト・デジカメ) 10MEGAPIXELS WATERPROOF
→ 2008.8 August
2008.7 July
文 月(ふみづき)

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 佐倉市にある川村記念美術館の敷地内には「自然散策路」があり、北総台地の緑豊かな山林や自然に恵まれ、約30ヘクタール(9万坪)に、樹木、花木、草花や、野鳥・昆虫などが数多く生息しており、四季の移ろいを間近で感じることができます。  気象庁によると、関東地方も本日が梅雨明けらしいとの発表が伝えられ、真夏のギラギラした太陽が照りつける中、自然散策路の雑木林の中に入ると木漏れ日の日陰は冷んやりした空気が爽やかで、ヤマユリの優雅で濃厚な甘い芳香が辺りを漂わせ、訪れた人々を魅了していた。

(川村記念美術館内「自然散策路」)
平成20年7月19日

平成20年7月26日

燦々と照らす太陽に向けてヤマユリの下方から俯瞰してみた

ひっそりと咲くヤマユリの気持ちになって自然散策路を見つめる

ヤマユリの咲く下方から樹木を見上げる

一株に二輪のヤマユリが多く見られた

咲き始めのヤマユリは清々しく美しい

ユリの女王に相応しく芳香と花弁の美しさは格別だ

緑の樹林に佇む白く大きい花は人々を魅了する

 予報では雨天であったが、26日戸倉の明け方は三日月が輝き青空も見えていた。5時半に鳩待峠から山の鼻へ入山、途中の木道には一足も二足も早い紅葉した落葉がポツリ、ポツリと小さな秋に遭遇した。 樹林を過ぎて耳を傾ければ川上川のせせらぎがサラサラとメロディを奏で、沢の水を集め湿原へと流れてゆく。 目をつむれば霧中の樹林からウグイス、カッコウ、ホトトギスや小さな野鳥達の囀りが響き渡り心地良い。 ワタスゲの白い綿毛が一面だった湿原は、ニッコウキスゲの黄色い星が緑の湿原に絨毯のように咲き乱れ、訪れる人々を楽しませていた。 帰路、鳩待峠のブナ林を見上げれば、葉は緑のカーテンとなり燦々と太陽の光を浴び、木漏れ日の木道は時折涼風がサワサワと木の葉を揺らし涼しい風が頬を撫でる。  尾瀬は何時が良い?とよく聞かれる。たとえば水芭蕉の春・ニッコウキスゲの夏・紅葉の秋・初冬の大霜や新雪など代表的な風景であるが、勿論答えは入山した時であり、いつの季節もいつの月に訪れても尾瀬の移ろいは素晴らしい自然が私達を出迎えてくれるのである。 
平成20年7月27日

鳩待峠から入山直後、至仏山頂付近は青空が見え爽やかな空気感だ!

至仏山麓のガスに覆われブナ林が美しい

上田代の夜明けは緑の湿原にスポットライトを浴びせていた

上田代の湿原・緑の湿原と青空は盛夏そのもの

中田代・下の大堀付近のニッコウキスゲ

中田代・三叉からヨッピへ。雲がアクセントとなり雰囲気良好♪

ニッコウキスゲの最盛期はやや過ぎたものの、時折のにわか雨に濡れながら黄色い星のキスゲは緑一面の湿原に夏の風物詩を演出していた

中田代・下の大堀付近のニッコウキスゲ。今年は平年に比べ群生率は低いようだ!

一筋の光が湿原を走った

中田代・竜宮小屋前。ヤマドリゼンマイも勢い良く成長して濃い緑となっていた

ミズチドリ

ミズギボウシ(コバギボウシ)

ヤマオダマキ

一足も二足も早い 小さい秋、見〜つけた!

ヒツジグサ(気温の上昇により開花する)

オニシモツケ

カラマツソウ

クガイソウ

ニッコウキスゲ

ノリウツギ

ミカヅキグサ

モウセンゴケ

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