このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
大江湿原
ハマボウフウ
ハマナス
ここ数年、尾瀬沼のミネザクラとヤナギランの撮影に足を運んでいる。丁度、水芭蕉やワタスゲ・ニッコウキスゲのシーズンを終え入山者も少なくなる時期である。 大江湿原や沼畔は静寂そのもので、朝夕の野鳥の囀りが心地よく微風と共に響き渡る。 昨年と比較するとヤナギランの丘のヤナギランは数が多く、濃い緑の樹林帯やグリーンの湿原を背景にヤナギランの鮮やかな色が引き立ち、スラリとした美しい姿が印象的だ。 ヤナギランが最盛期を迎える頃は初秋の気配すら感じる空気感であった。 |
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(尾瀬国立公園)
平成20年8月16日〜18日
蒼い黎明
水面から見た未草の蕾と池塘風景
水中から見た未草の葉の様子
未草の蕾は水面から半分顔を出している様子がわかる
水中のミツガシワの様子
浅湖湿原の小さな水流の中を覗いてみた(オヒルムシロ)
幻想的な夜明けに寸光射す
静かな夜明け
無響の黎明
暮なずむ
ゆったりと揺れて...
優しい夕焼け
沼畔残照
水面より大江湿原・三本唐松を望む
清々しい沼畔
朝陽を浴びて
ヤナギランの丘より尾瀬沼東岸を望む
夜明けのヤナギラン群落
目覚めの刻
薄霧に包まれたヤナギラン
青空を見上げて
殆どの一般入山者はヤナギラン群生の存在に気がつかないで素通りする
美しい花色が女性的で優しい
グリーンの湿原にヤナギランの姿が浮かび上がる
柳の葉に似ていることからヤナギランと名づけられた
沼山峠を下り、大江湿原の中央右手に平野家の墓地がありところをヤナギランの丘とよんでいる。通年旧盆の頃にヤナギランの開花は最盛期を迎える。
陸上から中々見ることのできない水の中の様子を、水中カメラで覗いてみたら別の世界が見えた。
尾瀬沼・沼尻の小湿原は既に未草が紅葉していた
5月連休に田植えを終え、8月中旬頃から天候が不安定となり、連日集中豪雨や雷が多発し稲穂への影響が心配であった。この日も予報では雷雨であった。撮影は青空快晴を想定していたので訪れるのを躊躇していたが、晴男を発揮し運を天に任せ向かうこととした。今にも泣きそうな空模様であったが、現地に到着する頃は念願の快晴となり猛暑で茹だる様な中での撮影となった。稔りの季節を迎えた千枚田は正に日本の原風景であった。 |
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千葉県鴨川市 平成20年8月29日
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