このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

使用カメラ:PENTAX Optio S5i (コンパクト・デジカメ)
2006.3 March 
弥 生(やよい)

→ 2006. April

平成18年3月30日


平成18年3月30日


オオバンソウ

ツキヨタケ

平成18年3月25日

 新たな息吹を吹き込む渡良瀬遊水地の風物詩「ヨシ焼き」は貴重な湿原環境を保全するために、毎年この時期に実施されます。ヨシを焼くことにより害虫駆除したり落葉等を焼くことによってヨシの生育を促し、飛散する柳の種なども焼くことによって林化になるのを防いでいます。また、春植物の発芽を促進する等の効果もあり、遊水地の保全には欠かせないのがヨシ焼きです。

午前8時30分に各調整池堤防沿い周囲から着火される。

乾燥したヨシは燃え出すと火力が増して黒煙が上がり迫力を増します。

火力が空気を対流させ風を発生させ竜巻を起こし炎が吠える。

火の勢いはパチパチと音を立てながらヨシを火の海と変えてゆく。

第3調整池から立ち上る煙郡はきのこ雲のように
天高く舞い昇りまるで戦争をみているようである。

第2調整池からは黒煙が立ち上り、やがて空中に大きく停滞し大空を
覆いつくし薄暗くなってしまう。太陽の光も遮り黄色く見える。

上空からは死の灰ならぬ、黒いヨシの灰がパラパラと舞い降りてくる。

初めて見るヨシ焼きの規模に驚き、炎の芸術?と火の恐ろしさを真近で体験した。

第1調整池

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