このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください





Jetstarで札幌に行ってみる〜〜そのⅢ

GK118便で帰京





■札幌からの帰路

 札幌での所用は順調に終わった。到着日に会合参加し、その後は懇親会、さらに二次会・三次会と呑みつなぎ、ホテルに帰ったのは日付変更線をはるかに超える時間帯という、年齢をわきまえない無茶な行程であった(苦笑)。

 翌日も日中の所用を終え、新札幌駅に着いたのは18時過ぎ。ここで軽く夕食をとって、「エアポート 182号」に乗車したのは18時33分、新千歳空港到着は定時19時01分であった。

Jetstar
千歳空港のJetstar窓口


  GK118便の搭乗手続は成田で既に終えている。だから時間は充分あるのだが、更に機材到着が遅れたため、むなしく時間を潰す羽目になった。ぼんやり周囲を観察しているうち、搭乗口の表示に目が行った。よくよく見ると文字・数字の変更は手書きに近いシロモノで、素寒貧な設備ここに極まれり、という風情であった。

Jetstar
千歳空港のJetstar搭乗口


 定時19時30分より遅れること25分、19時55分に搭乗が始まった。 GK118便が動き出したのは遅れをやや取り戻した20時15分、離陸は20時30分であった。

 機内には空席が目立つ。30列は 6席全て、29列は 4席、28列は 2席、27列は 4席空きがあるなど、満席にはほど遠い。 180席に対する搭乗率は80%前後と見受けた。 GK118便は時間帯に恵まれているわけではなく、たとえLCCといえども長所だけでは勝負できない、といえようか。

Jetstar
GK118便にて機内販売された軽食


 せっかくの機会なので、敢えて機内販売の食事をとってみる。ジュース付チキンサンドを頼んでみた。食べてみての感想は、……率直にいってあまりに淡泊で、印象が薄かった。ドトールのミラノ風サンドや、コンビニのサンドイッチのほうがよほど美味に感じられる。試してみただけ、というのが正味のところか。





■着陸と帰宅

 GK118便が成田空港に着陸したのは21時50分、降機してバスに乗りこんだのは22時と、離陸時点での遅れを回復することはできなかった。帰心矢の如し。小走りで進むと、受付窓口付近にはクリスマス・ツリーが飾られていた。成田空港近辺の未就学児童の手による装飾らしく、心がなごむ。

Jetstar
成田空港のJetstar窓口付近に掲出されたクリスマス・ツリー


 そうはいっても心は焦る。京成の発券窓口に着くと、最終スカイライナーに間に合うと判明した。ここは特急料金を吝嗇するよりも、早めの帰宅を優先したいところだ。発券が済めば着席は確実。安堵しながらホームに向かう。

SkyLiner
空港第二ビルに到着した「スカイライナー56号」


 ホームはかなり混んでいた。国際線と合わせれば、相当数の利用者がいたという事実が示されている。指定券なしで乗りこんでくる利用者が散見され、車掌が指定券を発券する作業が続発したから、車内の空気は落ち着かない。空港第二ビルを定時22時21分に出発し、高速度を味わう暇もなく、日暮里に定時23時02分に到着してしまった、という感じだ。

SkyLiner
日暮里に到着した「スカイライナー56号」


 この時刻ならば、日暮里・舎人ライナーの最終電車まではじゅうぶん余裕を持って間に合う。スカイライナーの卓越した高速度の有難味を痛感する。





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