無事ジャカルタにAT互換機を日本から持ち込んだが、早速その翌日 会社
に出入りの業者へVGAモニターとカードを持ってくるように依頼。
この業者には前の出張中に予め頼んでおいたので、定時後に納品される。
ついでにカードとモニターの組み付けもやってもらう。
・モニター:Tatung CM-1492V, 14インチ
メーカ"Tatung"は漢字で書くと「大同」。Made in Taiwan
VGA解像度(640x480)まででそれ以上の高解像度には対応し
ていなかった(~_~;)。
・カード :Oak Technology VGA Card (256KB Video RAM)
どうということのない、標準的なVGAカード。
セットでRp.800,000。当時の換算レートRp.14/¥からすると約¥57,000。
日本で本体と一緒に買った方が安かったかもしれないが、モニターを担い
で飛行機に乗り込む気はしなかったし、別送便などにしたらそれこそどうな
るか分らなかったろう(^_^;)。
合計で、¥152,000(本体:日本)+¥57,000(モニター:ジャカルタ)=¥209,000
当時 日本IBM純正の同等機が¥198,000(定価*1)で、ハードディスクもモニ
ター、マウスも付いてこないのだから、まずまずと言ったところか...
そうそう、ジャカルタでパソコンを使う上での必需品「ボルテージ・スタ
ビライザー」も同時に購入した。500V.A.のものがRp.125,000。
組み付け後、本体とモニターのスイッチを入れると、鮮やかなVGAカード
のロゴ表示の後にPackard Bellのロゴが現われ、インストール済みのMS-DOS
Ver.4.0が起動した。私は起動時のカラフルなロゴ表示(*2)にひたすら感激
するのであった(^_^;)。
*1:IBM PS/55Z Z02
CPU:80286 12MHz, Memory:1MB(~_~;, FD:3.5"一基, VGAはオンボード
ハードディスク、マウス、モニターは別、で ¥198,000
当時、日本IBMの製品としては破格の安値。値引きもほとんどなかった。
*2:低解像度のCGAやモノクロの液晶スクリーンを見慣れた目にはほんと
に美しかった。
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