このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


私の好きなインドネシア
ジャワ島旅行記
◆スマランへIII スマランへ 5月25日(木) 1.Semarang A. Yani 空港  ムルパティ航空でスマラン アーマド・ヤニ空港へ到着。ジャカルタから 約1時間弱の飛行。  この空港では着陸の際 西から東へ向かってアプローチを取るのだが、ジャ カルタから西へ向かって飛んで来た飛行機は空港上空で旋回し、方向を180 度変える必要がある。我等のムルパティ航空はいつでも最少回転半径で方向 を変えるべく技量を競っているかのような操縦ぶりで、いつもヒヤヒヤさせ られる。 2.メトロ・ホテルへチェックイン  空港からホテルまでは、空港タクシーを使う。空港の到着ロビーにあるタ クシー依頼カウンターで現地のおじさん達と一緒に窓口に殺到、狭い窓口 (受け付けは一人だけ!)にお札を差し出し、我先にと行き先を告げて、タ クシーを確保する。町の中心街までRp.5,500(約¥230)。  スマランでは、Dibya Puri ホテルに泊まりたかったのだが、予約が一杯 で取れず。(風呂・トイレが共用の部屋ならあるとのこと。でもちょっと勘 弁して欲しい) 仕方なくメトロ・ホテルで手をうつことにした。でも高い!  一泊US$60! Graha Santika や Patra Jasa(いずれもスマランの高級ホ テル)と同じ値段じゃないか。Dibya Puri ならUS$27/泊で朝食も付いた のに。  とはいえ、このメトロ・ホテルはロビー、レストランもリノベーションさ れたばかりのようで、まずまずといったところ。部屋は若干古さを感じる。 3.パムダ通り(Jl. Pemuda)  昼食前にチェックインしたので、パムダ通り沿いのオランダ料理レストラ ン「Toko Oen」で食べることにする。  このパムダ通りはスマランのメイン・ストリートなのだが、オランダ統治 時代からの建物が幾つか残っている。この「Toko Oen(1935年)」とか 「Dibya Puri Hotel(1913年)」である。ガイドブックによれば、当時この パムダ通りはジャワでもっともファッショナブルな通りとされ、ジャワの シャンゼリゼ(Champs Elysee)と呼ばれたらしい。(ほんとかね~)  スマランでは、街中を歩き回ろうと思っていたので、服装・持ち物を街歩 きように整える。小さいショルダー・バックにはどうでもいい物を入れて おき、パスポート、現金のほとんど全てを首から吊るす小さい袋に入れて、 シャツの下にしまいこむ。小額の現金(お札)をポケットに突っ込み、コイ ンをお尻のポケットに入れておく。コインは物乞いにお布施を出すためにお 札とは別の場所に入れておくと、素早く対応できて便利。  「お布施するぞ! お布施するぞ! お布施するぞ! お布施するぞ!」と 唱えながら、街にくりだす。  Dibya Puri ホテルはメトロ・ホテルからパムダ通りへ入ってすぐのとこ ろにあり、レストラン Toko Oen も通り沿いにほんの少し行ったところに ある。  Toko Oen(トコ・オウン)はさすがに古さを感じさせる建物で、手入れが 行き届いていないような印象を受け、今にも崩れそう(-_-;) 以前来た時は 白人さんのお客で賑わっていたのに、今日は地元のお客さんしかいない。   オランダ風ビーフ・ステーキを試す。    Bistik Sapi -- Rp.7,500(約¥310)    良く叩いて柔らかくした牛肉を煮込んだような料理。味は良かった。   TOKO OEN   Jl. Pemuda 52   Semarang, Jawa Tengah   Tel. 024 21683, 541683 TOKO OEN4.建物「千の扉」と青年の塔  食事を終えて、パムダ通りを更に西へとグングン進む。暫くすると 中心 に塔が立っている大きな交差点にでる。また交差点に出る直前 進行方向左 側に扉が多い異様な白い建物がある。  この白い建物は、「Lawang Sewu(ジャワ語で千の扉の意味)」と呼ばれ、 本当に奇妙な外観を呈している。現在、軍関係の組織が使っているのだが、 後でホテルのバーのウェイトレスに聞いた話しでは「ホテル化」の噂もたっ ているらしい。  また、交差点の中心にある塔は「Tugu Muda(青年の塔)」と呼ばれる。 第2次大戦終了直後、インドネシアは共和国として独立宣言したが、スマラ ンでは残留していた日本軍との間に戦闘があり、その際に犠牲となった若者 達を追悼する為に建てられたとのこと。 建物「千の扉」青年の塔 この交差点で左へ曲がり、Graha Santika ホテルまで行って一服する。メ トロ・ホテルを出てから約6km炎天下を歩いたので、へばってしまい、メ トロ・ホテルへの戻りはタクシーを使う。(年を感じるな~)  ホテルで明日の朝一番でグドゥン・ソンゴへ行く為のハイヤーの手配をお 願いして、ばたんきゅうー。

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