このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


私の好きなインドネシア
ジャワ島旅行記
◆ヒンズーの寺院遺跡へ IV グドゥン・ソンゴ 5月26日(金)午前 1.出発  昨日頼んでおいたハイヤーで7時に出発。町から外に出るので、若干料金 は高くなる。基本料金5時間でRp.55,000 プラス 超過1時間毎にRp.7,000。  スマランの町を抜け出して、南方へ向かうジョグジャカルタ街道を進む。 進行方向 右側にウンガラン(Ungaran)山が大きくなってくる。この山の南 側面にグドゥン・ソンゴがある。Ungaran の町を抜けたところで右折し、細 い山道を縫って、Bandungan の町を越え、目的地へ向かう。丘の斜面を開墾 して作られた段々畑が印象的。 2.グドゥン・ソンゴ  8時すぎに入り口前の駐車場に到着。運転手に3時間くらいは戻ってこな い事を告げ、山登り開始。入場料は大人Rp.350(¥15)。  グドゥン・ソンゴ(Gedung Songo)はジャワ語で「9つの建物」の意味。 かつて、9つ寺院があったとされている。全てヒンズー教の寺院。8世紀半 ばの建設で、同様の遺跡で有名なディエン高原の物より若干新しい時代に属 している。  とにかく眺めが素晴らしい(^o^)。最初の第1の寺院まで登ったところで 南側を振り返ると、ムルバブ(Merbabu)山がそびえており、ムルバブの右 肩越しに有名な活火山ムラピ(Merapi)の山頂が見える。  次に、第2の寺院へ向かう途中で西方を望むと、スンビン(Sumbing)山、 スンドロ(Sundoro)山が美しい姿を見せている。  また、第3の寺院と第4の寺院の間に温泉が沸き出している谷があり、お 湯を引き込んだ浴室が用意されている。お湯は十分暑かったので、湯船が汚 かったけど、入ってしまった。(無料です。もしかしたら、平日の朝早く だったので、お金を取る係りがいなかったのかもしれない。)  リフレッシュしたところで、第4の寺院・第5の寺院まで登りきる。 この寺院遺跡についての詳細は、このサイト内の別ページ「
グドゥン・ソン ゴ
」をご覧ください。  私 建築様式についてはまったくの素人なので解説などは出来ませんが、 ガイドブックによれば、8世紀前半に造られたディエン高原の寺院群から9 世紀頃建設されたプランバナン寺院群への過渡期の様式とか。  そう言われてみれば、第4・第5の寺院などはディエン高原のパンダワ・ グループの寺院に比べて、複雑な造形をしており、プランバナン寺院群の物 を小型化したような気もする。外壁を飾る彫り物(レリーフ)もプランバナ ン寺院群の物ほど、凝ってはいないよう。  全行程で約5kmの山歩き。11時ちょっと前に駐車場へ帰り、スマラン の町へ戻る。  帰る途中ジョグジャカルタ街道へ出ると、無性に「Nasi Gudeg(ジョグジャ の名物料理」が食べたくなる。運転手にスマランで Nasi Gudeg を食えると ころはないかと尋ねると、「Ada! ada!(ある、ある)」との返事。でも、 現地の人達のこの返事、行ってみないとわからないんだよね~(^_^;)。  でも、行ってみなきゃわかんないから、とにかく行くように運転手に指示 する。

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