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アチェ州に漂着したロヒンギャ21人はメダンの移民収容所を経て北スラヴェシのマナドへ移送された。この移送はアチェ州に移民収容所がないためと記事で説明されている。なお、アチェ州にはこの他にロヒンギャ100人がまだ残されており、移送を待っている状態。
記事によると、ミャンマー人は自らをロヒンギャと説明。彼らはメラックからインドネシアへ入り、タンゲランから船で豪州へ向かおうとするところを保護されたもの。
保護されたミャンマー人は全てロヒンギャ。元々彼らは西ジャワ州ボゴールに収容されていたが逃亡しジャカルタから木造船を使って豪州クリスマス島へ向かおうとしたところ、ジャワ海で方向を見失い船の推進器が故障し漂流。30人の内訳は男×19、女性×6、5歳以下の子供×5
2月28日、木造船でこれらの人々はアチェ州にたどり着いた。その後、国連難民高等弁務官事務所他によりメダンの収容所へ移送された。この報道によれば、彼らの健康状態に問題はないとのこと。
記事によれば、ロヒンギャたちはマレーシア−>メダン−>ジャカルタ−>クンダリと移動。インドネシアでは不法移民(imigran gelap)という扱い。なお、クンダリには既に90人のロヒンギャがおり、これで合計130人となった。なお、彼らの中には国連難民高等弁務官事務所の難民カードをマレーシアで取得している者もいるが、全てのロヒンギャが持っているわけではない。
メダン市内98のモスクで集められた4千万ルピアの寄付に加え、北スマトラ指導部は千8百万ルピアを追加。寄付金の用途は、難民への教育関係とされている。同指導部は北スマトラ地域政府・法務人権省と調整しロヒンギャ難民への対応にあたると言う。
北スマトラにある二箇所の移民拘留せンターでムハマディア災害管理センター(MDMC)は今年1月からロヒンギャ難民の子供たちに対する教育活動(算数、インドネシア語・英語・アラビア語)プログラムを開始した。この他にも難民へ宗教礼拝などについてのサポートも実施。
どれくらいの人員を現地に送り込んでいるのか記事に記載ありませんが、現地対応の際の言葉の壁による苦労が上げられています。ロヒンギャの言葉について書籍なく、英語・アラビア語・ムラユ語を解する難民を通訳としているとのこと。
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