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私の好きなインドネシアニュース

ニュース 2013年04月

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04月22日: Polisi Tangkap 76 Imigran Ilegal Rohingya

インドネシア東ジャワ州マドゥラ警察、豪州へ向かおうとしたロヒンギャ76人を拘束。

20日(土)夜、マドゥラ島から豪州へ向かおうとしていた76人を拘束。男性×48、女性×13、子供(男×9・女×6)。なお女性13のうち一人はロヒンギャと結婚したインドネシア人。彼らは取り調べのためスラバヤの移民局へ移送される予定。

04月14日: Polisi Banyuwangi Tangkap 48 Imigran Etnik Rohingya

14日(日)インドネシア東ジャワ州バニュワンギでロヒンギャ移民48人が確保・拘留された。豪州へ向かう途中だった。

彼らはジャカルタからスラバヤを経て陸路でバニュワンギへ到着。そこで船を雇い豪州クリスマス島へ向う予定だった。彼らを豪州へ運ぼうとした4人の運び屋も逮捕され取調べ中。

なおKompasやdetikの記事にもバニュワンギで13日(土)ロヒンギャが捕まったという記事あり。人数がかなり異なっており、このニュースと同じ事件かどうか分からない。 http://kom.ps/AEWzdw http://de.tk/42J3D

04月13日: Aksi Demo Ormas Islam di Rudenim dan Polres Pelabuhan Belawan Ricuh

12日(金)インドネシア北スマトラBelawanでイスラム諸団体からなるデモ隊が移民拘留せンター及び警察へ抗議デモ。

記事によると、FPI・MMI等のイスラム系団体や地元のムスリムなどが金曜日の礼拝後、移民拘留せンターへ抗議デモ。その後地元警察へ移動し、警官との小競り合いに発展。

デモ隊は移民拘留せンターに対し、ロヒンギャ難民に対する待遇改善、スリランカ難民の追放、ミャンマー漁民によるロヒンギャへの暴行・レイプ事件の調査を要求。5日に発生したロヒンギャとミャンマー漁民との衝突はスリランカ難民によって起こされたとデモ隊は主張しています。

その後、ミャンマー漁民の生き残りが釈放されていることに激高したデモ隊は警察へ移動。5日の衝突事件取り調べのため拘留されているロヒンギャ18人の釈放を要求して、警察との小競り合いが発生したとのこと。

5日の事件で生き残ったミャンマー漁民3人は在ジャカルタ・ミャンマー大使館へ引き渡されてます。あと、FPI(イスラム防衛戦線)、MMI(インドネシア・ムジャヒディン協会)共にかなり戦闘的なイスラム団体です。

04月12日: Menaturalisasi Pengungsi Rohingya

11日(木)付けPadang Ekspres社説:人道的観点からロヒンギャ難民をインドネシアへ帰化させるべき。

ロヒンギャはミャンマー政府が国民として認めず、同国内の迫害によりインドネシアへ多くが難民となって押し寄せている。人道的な観点からインドネシアは彼らをインドネシア国民として迎え入れるべきだ。

記事では「海外からのサッカー選手を帰化させているのなら、ロンヒンギャに対しても同じように出来るだろう」と主張しています。数千人~数万人単位で帰化させることなんて出来るのか?

04月12日: Migrants arrested in Sinjai waters

9日(火)インドネシア南スラヴェシ州Sinjai沖で82人の移民を乗せた船がインドネシア海軍に拿捕された。

82人の内訳は、ロヒンギャ×51、イラン人×24人、ソマリア人×7人。現在マカッサルの移民局で取調べ中。彼らは南スラヴェシ州Takalarで木造船を雇い東ヌサ・トゥンガラを目指していた。最終的な目的地は豪州。船の船長及び乗組員計4人はマカッサル海上警察で取調中。

04月11日: 8 Myanmarese fishermen cremated

インドネシア メダンで10日行われたミャンマー人漁師8名の遺体火葬に関する英文記事です。概要は下記インドネシア語紙とほぼ同じ。

04月11日: Pemko Medan Tanggung Biaya Kremasi 8 Jenazah Warga Myanmar

インドネシア北スマトラ州メダン市、ミャンマー人8名遺体の火葬費用を負担。

10日(水)に行われた火葬にミャンマー側からの出席者は皆無。前日にミャンマー大使館から火葬についての了解連絡があったが、それはFAXだけだった。また5日に彼らが死亡した後、遺体の扱いについて同大使館へ問い合わせていたが、昨日のFAXまで全く連絡はなかった。火葬に関わる費用は全てメダン市が負担している。

記事についての所感

メダンの移民拘留せンターで5日に発生したミャンマー人同士の衝突で死亡した8人は、違法漁猟で同センターに拘留されていたもの。こういった場合の儀礼は普通どうなのか知りませんが、ここで紹介した記事(2件)では、ミャンマー側の不在を批判しているように読めました。

ジャカルタからメダンは遠いから行かなかったのか?忙しかったのか?基本的にそんなことは大使館の業務範疇外という理解だったのか?異国の地で生涯を終えた8名に合掌。たとえ彼らが罪人であったとしても。

04月11日: 8 Jenazah WN Myanmar Korban Bentrokan di Rudenim Medan Dikremasi

インドネシア メダンの移民拘留センターで5日に発生したミャンマー人同士の衝突で死亡した8名の遺体が火葬。

10日(水)8人の遺体は病院からメダン市内の火葬場へ移され、荼毘に付された。遺体の火葬については、ミャンマー大使館から前日に了解を得ていたと言う。また、遺灰は大使館・遺族からの連絡があるまで、火葬場で一時的に保管される。

なお、火葬の際にミャンマー大使館からの出席者はなく、そもそも事件発生以降大使館から同地への人員派遣は全く無かった。

04月10日: MUI: Solusi Konflik Myanmar, Berikan Hak Dasar Muslim Rohingya

MUI、ミャンマーの紛争はロヒンギャへの権利付与で解決。

インドネシア・ウラマ協会(MUI)「本当は簡単なことだ。イスラム教徒ロヒンギャに権利を与える。それだけだ。」そのためにインドネシア政府はミャンマー政府に対し権利を与えるよう促すべき。「国連もまた同様に促す義務がある。そうすれば状況は好転するだろう」

本当にこれだけ?というくらい短い記事です。こんな簡単な話なのかなという感じ。表題にあるHak DasarはNatural Rightという英訳みたい。つまり[天賦の]自然権。MUI幹部の言うHak Dasarが西洋近代における自然権と同じものなのかは不明。

04月10日: PBB dan AS Didesak Hentikan Genosida Atas Rohingya

10日(水)タイのバンコク;ロヒンギャ及びムスリム約30人がミャンマーでのロヒンギャ迫害に対し抗議行動。

在バンコクのアメリカ大使館、国連事務所、ミャンマー大使館へ抗議状が渡された。ミャンマー政府は同国内のロヒンギャに対する暴力活動を止めさせるようにと。「我々(ミャンマー)の文民政府及びアウンサン・スーチーは彼らと同じ場所で生まれた人々の人権を全く軽視している」

04月10日: UNHCR asked to quickly resettle Rohingyas in third country

インドネシア メダン在住のロンヒンギャ難民、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に対し速やかな第3国への移民を要請。

メダンの一時的な避難所で暮らすロヒンギャ難民たちは、彼らの安全を保証してくれる第3国への移民を強く望んでいる。アンタラ通信の取材に答えたロヒンギャの男性(43歳)は『一番大切なことは避難所での生活を終わらせることだ』と答えた。記事によれば、ロヒンギャ難民を快く受け入れてくれる国はない。また『ミャンマーに戻ることも出来ない。彼の地では親兄弟親族が紛争で死亡した』(先の男性談)。一時的な避難所はJl.Jamin Ginting, Medanにあり、難民たちの多くは既に2~4年そこで暮らしているとのこと。記事に難民の数は記載なし。

04月10日: Myanmar refugees in Batam warned to behave to avoid clash

インドネシア リアウ州ビンタン島タンジュン・ピナンにある移民拘留施設では、ロヒンギャと仏教徒ミャンマー人を隔離収容。

同施設にはロヒンギャ59人、仏教徒ミャンマー人23人が収容されているが、それぞれを隔離している。また、暴力行為などを起こさないよう法令の順守を強く呼びかけている。

04月10日: 74 Warga Rohingya Ditampung di Panti Sosial Aceh Besar

7日インドネシアのPulo Aceh(アチェ州)に漂着したロヒンギャ難民についての続報。

ロヒンギャ難民74人はアチェ本土側へ移送後、同地で医療・衣類・食事などかなり手厚く対応されている様子。

また、記事には今年2月26日にロヒンギャ212人が北アチェMuara Batuに漂着していたとあります。うち41人がマナド、20人がスラバヤの移民拘留センターへ移送され、更に40人がバリ、20人がポンティアナックへの同センターへ移送予定とのこと。アチェ州には拘留せンターないため今回漂着した74人もアチェ州以外の地域へ移送される。

04月09日: TPM Sesalkan Warga Rohingya & Nelayan Myanmar Disatukan

インドネシア メダンで発生したミャンマー人同士の衝突;警察で取調中のロヒンギャ18人に対しイスラム防衛戦線(FPI)他が弁護など支援の動き。

04月09日: 3 ABK Imigran Myanmar Dideportasi

9日(火)インドネシア北スマトラ州メダン;ミャンマー人漁師3人が国外退去処分。

5日メダンの移民拘留センターで発生したミャンマー人同士の衝突で生き残った漁師3人がメダンからジャカルタへ移送。在ジャカルタ ミャンマー大使館へ引渡。5日の事件ではミャンマー人漁師8人が殺害された。漁師たちはインドネシア水域で漁猟を行った為逮捕・拘留されていた。

04月09日: Satu Keluarga Tersisa dari 33 Imigran Etnis Rohingya yang Kabur

7日(日)インドネシア東ジャワのシドアルジョ移民局からロヒンギャ難民33人が逃亡。

記事によれば、5日(金)スラバヤで拘束されたロヒンギャ難民のうち33人が移民局職員のスキをついて逃亡した。難民たちは移民局に隣接するモスクに居住していた。なお、この逃亡に加わらなかった家族(夫婦と子供2人)がおり、別の記事によれば http://www.hidayatullah.com/read/28071/09/04/2013/sampai-kapan-jeritan-nurjan-didengar-orang?.html 夫は現在警察で逃亡したロヒンギャについて事情聴取中。妻の話ではメダンで既に3年間暮らしておりインドネシア語を話すことが出来るとのこと。

04月08日: 51 Imigran Asal Myanmar dan Timteng Diamankan di Perairan Serang

インドネシア バンテン州で8日(月)ミャンマー人他計51人の乗客及び船員2名を乗せた船がセラン沖に漂着。

船は故障し漂流していた。乗客51人をバンテン警察が保護。船員2名は取り調べのためメラックへ送られた。51人の内訳はミャンマー×47、バングラデシュ×2、アフガニスタン×1、イラク×1。記事では違法移民(imigran gelap)という記述です。

04月08日: Warga Rohingya dari Pulo Aceh dibawa ke Krueng Raya

インドネシア アチェ州に昨日漂着したロヒンギャ難民76人は今日の午前中アチェ州のスマトラ島側へ移送された。

記事には大きな木製ボートに乗った難民たちの写真が掲載されています。それから、漂着した場所(Pulo Aceh)では多くの住民が援助(食事や衣類?)を提供したとあります。

7日(日)Pulo Acehに漂着したロヒンギャ難民;数が85−>80−>76と漸減していますが、報道(記事)のまま記載しています。なんで減ってるのか?元々勘定が間違っていたのか?

04月08日: Indonesia detains 80 Myanmar Rohingya on remote island

7日(日)アチェに漂着したロヒンギャ難民はマレーシアを目指していた。

04月08日: Lagi, 85 Imigran Myanmar Terdampar di Aceh

4/7(日)ロヒンギャ難民85人がPulo Aceh(アチェ州)に漂着。

記事によれば7日11時頃、地元の漁師が漂着している難民を発見。同地の警察で保護。本日(8日)スマトラ本土へ移送され、移民局・地方政府・税関らが対応に当たる。Pulo Aceh(記事ではPulau Acehと記載)はインドネシア最西端の地域。いくつかの島々からなるkecamatan(日本の「郡」相当?)です。Provinsi -> Kabupatan -> Kecamatanという自治体レベル。

04月07日: Deadly Asylum-Seeker Clash Spurs Call for Reform

5日メダンの移民拘留せンターで発生した衝突に対しインドネシア国会第3委員会(法務人権関係)は「管理が適切に行われていなかった」と指摘。

記事によればインドネシア国内に移民拘留せンターは13箇所。同様の事件が発生しないよう調査・改善を求めている。また今回のロヒンギャ難民とミャンマー人漁師たちとの衝突は、ロヒンギャ難民がミャンマーで迫害されているムスリム(非ロヒンギャ)の写真を見たことがきっかけと説明されている。これまで見てきたdetikの報道ではロヒンギャ難民女性に対する性的嫌がらせがきっかけとありましたが。。。調査は言語の壁の為に難航と記事にあるので、まだ二転三転するかもしれません。

04月06日: 8 Myanmar fishermen killed in fight in Medan

ミャンマー人同士の衝突が発生したメダンの移民拘留センタ−は定員50人のところ480人を収容。職員はたった5名。

昨日のdetikの記事と随分人数が違います。 http://de.tk/OfGZE 定員120で実際は262人収容と報道。なお、騒動のきっかけはロヒンギャの女性に対する漁師(違法漁猟で逮捕)の性的な嫌がらせとしています。

04月06日: Bentrokan Antarwarga Myanmar Bukan Dipicu Masalah Agama

インドネシア北スマトラ州メダンの移民拘留センタ−で発生したミャンマー国民同士の衝突事件は宗教が原因ではないと警察当局が説明。

北スマトラ州警察広報部長『今回の衝突の原因は宗教ではなく違法漁猟で逮捕されたグループがロヒンギャの女性に性的な嫌がらせを行ったため発生』と説明。具体的な内容については現在調査中。5日(金)早朝に発生したロヒンギャと漁師グループの衝突では漁師側の8名が死亡。

04月05日: Buddhist, Muslims from Myanmar brawl in Indonesia

5日(金曜日)早朝、北スマトラの移民収容所内でミャンマー人ムスリムと仏教徒が衝突。8人が死亡。15人が怪我。

記事によれば同収容所には100人以上のロヒンギャ(ムスリム;ミャンマーからの難民)と違法漁猟で逮捕されたミャンマー人仏教徒11人が一緒に収容され ていた。detikの記事によれば深夜零時30分頃、衝突が発生。その結果、仏教徒8人が死亡。ロヒンギャ15名が怪我。

04月04日: Imigran Rohingya di Rudenim Belawan Medan Terus Meningkat

ロヒンギャと仏教徒間で衝突が発生した北スマトラの移民収容所の様子が紹介されています。昨日(4日;衝突発生前)の記事。

収容されているロヒンギャの数は昨年末に70人だったのが115人へ増加。全体では収容されている人数は現在262人。しかし収容可能な規定人員120人を大幅に超えている。個室は家族持ちに優先的に割り当てられており、部屋のない者たちは廊下で寝起きしている。

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