このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



KATO・TOMIX 先頭車比較
取材協力:マイホビーキョーサン(TOMIX485系提供)

左がTOMIX製、右がKATO製

TOMIX製は最近発売HG仕様である。
また、プロトタイプも異なりTOMIXは「0番台」、KATOは「100番台」となっている。
ここで分かる点は、
◆ボンネット点検蓋
KATOのほうが彫りが深く表現されている。
◆ワイパーの表現
 TOMIX:Hゴムと同色のグレーで印刷。大きさは小ぶり。
 KATO:銀色で印刷。オーバースケールな表現。
◆色調
 TOMIX:赤は明るめの色、クリーム色はつや消しに近い。
 KATO:赤は落ち着いた色、クリーム色はTOMIXより明るめ。全体的にTOMIXに比べ艶あり。
◆ヘッドマーク
TOMIX:クリアパーツに白色塗装、その上に文字を印刷。
KATO:乳白色パーツに文字を印刷。
その他細かいところはメーカーの解釈の差が現れている。

ぱっと見た感じ、TOMIXはスマートな感じを受ける。
また、KATOはTOMIXよりボンネットの幅が広めな感じで迫力感があるように私は思う。

側面の比較
特徴的なのは「JNRマーク」、TOMIXは印刷に対してKATOはモールド&印刷を行っている事。
実車では数ミリの事ですがモールドされていると立体感が出て良い感じに仕上がっています。

通例ですが、TOMIXはATS表記がありません。

側面の比較その2です。
先ほども書きましたが色調が両者でかなり違います。

比較はこの辺にしておきます。両者とも素晴らしい出来、TOMIXは「クロ481」を製品化していますのでバリエーションが楽しめます。
しかし、価格が比較的高く4両で17,640円。そう考えるとよほどこの形式が好きではないと手が出ないのも事実。

12両編成価格の比較。
KATO
TOMIX(HG)
基本セット(8両)
\ 19,950 (税込)
基本セット(6両)
\ 22,050(税込)
増結(T)セット(2両)
\ 5,880
増結(M)セット(2両)
\ 7,875
サロ481 ×2
\ 2,835
増結セット(4両)
\ 7,665 (税込) 
サハ481 ×1
\ 2,835
サシ481 ×1
\ 2,940
KATO合計
\ 27,615
TOMIX合計
\ 39,375 (1M)
\ 41,370 (2M)
編成内容は雷鳥の12両編成で算出。両者で\11,760の差があります。
あとはお財布の中身と好みの問題です。

個人的には12両・4万円では買えません。
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