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皆花楼あれこれ

「幻の日本狼」について


BIG NEWS!!! このコピーの出典がやっとわかりました。(2012/8月)

「幻の日本狼」について聞いたことがありますか?
この発見者「Anderson」氏が、当皆花楼に滞在した記録があります。

残念ながら、今出展がわからず、コピーのみを保管しています。
どなたかご存知の方が居られましたらご教示をお願いします。




このコピーの出典がやっとわかりました。(2012/8月)

伊勢市在住の 萩原様が最後の日本狼について熱心に調査しておられ、
東吉野村教育委員会 編集・発行の「幻のニホンオオカミ」昭和62年3月発行
より入手された貴重な文献・写真のコピーを提供頂きました。

まず出典は
甲南女子大学 研究紀要第5号 昭和43年 鷲家口とニホンオオカミ 上野益三
ということがわかりました。 P-58〜77中 P-61にこの記載があります。

上野先生がニホンオオカミの研究をされている過程でアンダーソンの足跡を辿られ、
皆花楼にもお出でになり、その時のことを記載されたものでした。

上野益三:(1900年(明治33年)2月26日-1989年6月17日)は大阪府出身の昆虫学者、
陸水学者。水生昆虫の分類、生態学的研究や生物学史の研究で知られる。
動物分類学会名誉会員

又、自然を愛する関西文化人の集まり「生き物趣味の会」で
昭和45年、戌年にちなみ原野農芸博物館で
日本狼のゆくえ」と題する座談会での上野先生が公演された内容を録音したもの
が残されており、ここでも説明されています。
(P-11〜23中 P-21)

尚、萩原様は同資料より貴重な「大英博物館所蔵の鷲家口の日本オオカミの毛皮」
のカラー版写真も入手されており、このコピーを提供頂きました。


アンダーソンにより入手された、「鷲家口で捕獲されたニホンオオカミの毛皮」 大英博物館所蔵

 

「鷲家口とニホンオオカミ」:上野益三

 

「日本狼のゆくえいまやまぼろしの動物  


 以下は「東吉野村」のパンフレットよりの引用です。



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