このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

さよなら526

〜 第二種休車指定を受けたEF65 526号機の最後の活躍を追って 〜

2001.8.15 UPDATED




以前、このHPでも少し紹介しましたが、JR貨物高崎機関区にあって、唯一の特急色F型ツララ切り付きであったEF65 526号機が、6月9日の仕業を最後に運用を離脱してしまいました。
今回は、最後の活躍をする526号機の姿を取り上げたいと思います。





← 黒いタキ車を連ね、東鷲宮を出る526号機


ごくごく当たり前の風景が、ある日を境に当たり前でなくなる時。

その時に立ち会える自分は、幸か不幸か。

奇しくも今日は526の日。

2001.5.26 16:18 東北線 東鷲宮〜久喜 5682レ (高機A56)













→ 定番、蒲須坂を行く526号機。

まさか、この1週間後に第二種休車(廃車前提の休車)指定を受けるとは思いもしなかった。

検査期限一杯までは元気に活躍してくれるものと思っていたのだが・・・。

この5582列車には珍しく、コンテナ満載でセメントホキもちゃんと付いていた。

2001.6.2 15:38 東北線 片岡〜蒲須坂 5582レ (高機A67)











← シルエットの榛名山をバックに行く。

やがて最後の日はやってきた。

この日A75仕業で高崎機関区に戻った同機は、いわゆる渋川貨物と言われるA24仕業に充当された後、第二種休車指定を受けた。

普段と何も変わらない姿に「本当にこのまま終わってしまうのか・・・。」と自問自答を繰り返した。真の貨物機であるが故の寂しき最期。

彼が次に高崎線を上る時、それは解体処分の時に他ならない。



2001.6.9 16:26 上越線 渋川〜八木原 5778レ (高機A24)






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