このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
気がつけば松山市街地
ワープ! 問答無用でワープ!
・1月26日
睦月26日、通算27日目。
昨日以上に雪だった。もう勘弁してほしい。というか今日のルートは昼過ぎまで歩道の無い国道を歩き続ける 必要があるので、真面目な話、危険なのである。46番 浄瑠璃寺まで
宿の前から7時27分発の伊予鉄南予バスに乗る。土日祝日は路線バスはほとんど運休なので、今日が平日で助かった。 バス停では昨日のおじいさんが休憩していたので、バスに乗り込むのに少し気が引けたが、 安全確保、時間の節約、そしてたまにはバスにも乗らせろ!
乗客はほとんど、通学の中学生だった。8時前に久万営業所に到着。続いてJRバスに乗り換える。国道33号には案の定、歩道が無かった。やはりバスに乗って正解だったのだ。 峠では大型トラックが立ち往生して車線を半分塞いでいる。少し下っても四駆が側溝にはまっていたりして だいぶ混乱が起きている。そんな中、一番前の席にいたからか、運転手さんが声をかけてきた。
「次で降りるやろ?」
少々驚いたが、次のバス停に近づくにつれて雪がほとんど無くなってきた。 昨晩地図を眺めて、ここで降りれたら楽なのに、と思っていた付近だったので、渡りに船とばかりに降車ボタンを押す。 中々に幸先のよいスタートである。バス停から旧道が分岐しており、車に注意する必要も減った。 気をよくして三坂馬子唄らしきものを歌いながら坂道を下り、9時過ぎに浄瑠璃寺到着。
47番 八坂寺まで
このあたりは遍路の元祖、衛門三郎さんの出身地だそうな。衛門さんは四国を何周しても探し求めた弘法大師 に追いつけなかったので、逆周りをして、ようやく最後にお大師さんに会うことができたそうな。そしてその時すでに 命の炎も燃え尽きるところだったという悲しいお話。
昨日、一昨日、前回、その前、足摺岬、室戸岬・・・、今来た道を振り返り、一昨年に通過した焼山寺から下った 所の衛門三郎終焉の地を思うと、遥か遠くにきたものだと感慨深い。48番 西林寺まで
街中を歩く。ずいぶんと久しぶりな光景で、少しくすぐったい。49番 浄土寺まで
そろそろ12時。天候はあまり良くなく時折雨がパラつくが、雪にくらべれば遥かにましである。 浄土寺の境内は広々として気分が良かった。50番 繁多寺まで
ラーメンが食いたいなぁ、と思っているところに、「ラーメンが食べたい」と看板を掲げたラーメン屋が現れたので 迷わず飛び込む。トマト味とかもあるみたいだが、大人しく醤油とんこつにする。51番 石手寺まで
当初の考えでは西林寺まで進めるかどうか、というところだったが、バスのおかげで予定を上回るペースで進むことができた。 完全に街の中を通り抜け、石手寺到着は14時過ぎ。とりあえず今回はここまでである。松山駅まで
温泉につかり、路面電車で松山駅へ向かうつもりだったが、そのまま駅についても次の「しおかぜ・いしづち」まで 1時間弱待つ必要があることがわかったので、少しでも歩いて先に進む。なんだかんだ言っているうちに、結局 松山駅まで歩いてしまった。
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