このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

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しばし北上


堀江港にて

・2月11日

如月11日、通算28日目。
思い立ったら吉日。といっても寝坊して別の用事が果たせなくなった結果の代替目標である。
多度津での1分接続で(車掌は接続列車として案内しなかったので、乗り遅れても文句は言えない)「しおかぜ」3号に乗り、 11:15松山着。松山駅前から伊予鉄市内線に乗って古町へ移動。古町までの間は前回歩いた重複区間なので、 電車でも何の問題もない。歩いても時間的に大きく変わらない距離だが、せっかくなので乗っておく。

52番 太山寺まで
ちょうど昼時であり、市街地なので選択肢もたくさんあるが、「しおかぜ」の車内で朝食をとったので空腹感がない。 無念の重いで通り過ぎる。 風格があったのに取り壊されてしまった伊予鉄の三津駅に寄り道して太山寺へ向かうが、意外に遠い。
寺の本堂近くにミツバチが巣をかけているらしく注意を促す看板があった。少し危ない。

53番 園明寺まで
14時近くなり、少々空腹感を覚えるが、今度は適当な店がない。ままならないものだ。 園明寺まで平坦な道のりを30分弱である。集落の中の札所は、山門から本堂まで長い距離を歩かずにすむ のでお得である。(何が?)

浅海駅まで
園明寺からしばらく札所が途切れる。肝心な昼食はコンビニ弁当と迷った挙句にホカ弁になった。伊予和気の付近 で買った弁当をしばらく下げて歩き、堀江港の防波堤に腰かけてフェリーを眺めながら食す。同じ海でも 高知あたりとはだいぶ違う。

海沿いから海岸の集落へ、バイパスができて旧道になった国道をひたすら歩き、17時に松山市北条市街に到着。 今日の終点候補の一つだったが、まだまだ明るいので引き続き前進。北条の先で国道からはずれ、鎌大師にお参り して軽い坂道にとりかかる。岬の付け根を越えたらしい。その後は暮れなずむミカン山の中を下って 予讃線の浅海駅へ。

 夕間暮れ 菜花の照らす へんろ道

誰もいない駅のホームでしばし待ち、18:12多度津行に乗車。

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