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五色台越えた
五色台から眺める高松市街と屋島
・1月8日
懲りずに今回も神戸からのジャンボフェリーで四国へ上陸する。 阪急神戸線が人身事故で遅れ、連絡バスにわずかに間に合わなかったので歩いて港へ。 もう少し余裕をもって行動していればよかったのに、いつものことながら情けない。 ただ港まで歩いても10分程度ではあるのだが。
窓口でフェリー&バス往復切符を買い、乗船口の行列に並んでフェリーの入港を待つ。 壁に2月のドックダイヤの予定が張られていた。隔日で深夜1便が運休するのでで使い勝手が悪そうだ・・・。 と先のことを心配してもしかたがないか。金曜夜ということでそこそこの乗船率?なんだろうか。 今回は2階部分にも車を載せていた。
深夜1便は徒歩客でも+2000円でドライバー用個室(ベッド)が利用できるらしいが、 桟敷席に十分スペースを確保できてしまったので今回は見送り(次回があるかどうか微妙なのだが)、 出港後に売店で夜食にカレーうどんを食べて寝る。Zzz・1月9日
睦月9日、通算35日目。
高松東港から連絡バスで高松駅へ移動。到着後、5:44の琴平行きに乗車。サンポートのサンクスで買った パンで朝食をとった。今回は国分で降りるので寝ている暇がない。6時丁度に国分に着き、笠をかぶって 歩き出したが、まだ暗い。81番 白峯寺まで
国分寺の前を通過して先へ進む。山道にかかるまでに明るくなってくれるかどうか心配なので 一応懐中電灯は持ってきたのだが、できることなら足元の明るい所を歩きたい。
幸いなことに6時半過ぎに山道にかかるころから、周囲がうっすらと明るくなってきた。 途中からは夜明けの讃岐平野を眺めながら登る。つづら折れの山道で一応「へんろころがし」ということ なのだが、まぁ、焼山寺への最後の上りや歯長峠の急坂にくらべればまだまだである。 30分程で尾根の車道へ出た。ここから遍路道と少し離れて車道を歩く。自衛隊の国分台演習場のフェンスの横を通り、 再び遍路道へ合流。全て遍路道を歩こうとすると、白峯寺まで同じルートを往復する区間が長くなったので 車道を経由したのだが(上り下りが嫌だった訳ではないですよ?)、後で案内図を見たらもう1本遍路道が あったらしく、そのルートなら同一区間の往復は少なそうだった。でも、あの案内図の通りだと演習場の中を 突っ切ってるんでないかなぁ・・・?
8時過ぎに白峯寺到着。本堂・大師堂に加えて2年振りに崇徳院の白峯御陵にお参り。 前回来た時は、まさかこんなところまで遍路巡りやってるなんて思いもしなかった。82番 根香寺まで
白峯寺が日陰にあるせいか、太陽が上りつつあるのに凍えるように寒いので、少々着込んで出発。 雰囲気のある遍路道を町石に刻まれた数字を数えながら歩く。行き交う人もいないので、 イヤホンを耳につっこんで中島みゆきなど聞きながら。
途中、少し切ない思い出の地を通過したのは参ったが、だいたい2時間弱で根香寺に到着。83番 一宮寺まで
駐車場の牛鬼の像に衝撃を受けた後、10時過ぎに根香寺を出発して一宮寺へ。
海を見下ろす途中の景色がなかなか素晴らしく、気分が浮き立つ。 しかし朝6時前に朝食をとったきりなので腹が減ってきた。 曲がりくねった道で五色台を下り、 平地に降りても周囲は植木畑しか見当たらない。このあたり庭木とか盆栽の産地らしい。閑話休題11時半頃、鬼無駅の近く。踏み切りを渡って集落に入ると、 さっそくうどん屋が見つかったので迷わず飛び込み、かけ大にコロッケを乗せてすすりこむ。ウマー
食事が終わって前進再開。 回転灯が廻っているたびにうどん屋かと気になるが、この後しばらくはうどん屋は無かった。
しかし、再びうどん屋が現れるとたちまちに吸い込まれ、かけ+カニカマ天。12時過ぎ
国道11号沿いに出たら、3店、4店目とうどん屋が次々に現れたが、さすがに間隔が短いし、 大手チェーン店風だったので見送って先へ進む。
・・・次の店にはバッチリ捕まりましたけどね。 かけ+穴子天。この穴子天が旨かった。食べ終わり、食器を返却場所へ持っていこうとすると、相席でテーブルの向かいで大きな丼から 盛大にうどんを食べていたエプロン姿のオバサンが「ありがとうございました〜」と声を出す。 いい食べっぷりだと気にはなっていたが、店員さんだったとは。
この後、現役で突っ走るオート三輪を目撃したり、寺の手前で讃岐一ノ宮の田村神社に寄り道をしたり しながら14時前に一宮寺に到着。
すぐ隣に田村神社があるし、寺の名前にしても神仏分離の前は同一だったのかもしれない。栗林公園駅まで
帰りのバスまで時間があるのでもう少し先に進む。いっそのこと高松駅前まで行こうかとも思ったが、 途中で心が折れて琴電の栗林公園駅で電車に乗った。次回はここからスタートだ。あと2日(おそらく)、残り札所は5つになった。
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