このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
2011年夏に閉園の決まった徳島県の「吉野川遊園地」。自分にとっては数年前にレオマワールドに行ったときに、目の前を素通りして、「いづれ来よう」と決めていた遊園地であり、前年の円山キッドランドを諦めたこともあり、どうにかして行けないものかと考えていました。
そこで毎度おなじみの「青春18きっぷ」、こちらを使って2泊3日で、往復は1日中電車で移動というちょっと効率の悪い旅ではありますが、なんとか結構にこじつけたのでした。
自分の泊りがけの旅行は、大抵父親と一緒に行くもんなんですが、今回は晴れて、自分にとっての初一人泊まりの旅となりました。
まだ暗い午前4時に始発電車に乗り、東海道本線に揺られて西を目指し、車窓にはラグナシア、手柄山遊園、鷲羽山ハイランド、、、思い出ある遊園地達を通り過ぎて本州を離れ、オーストラリアと形が似ていることで有名な四国へと乗り込みます。思えば、ここを訪れるのは因縁の梅津寺パーク以来になります。
徳島に着いたのはもう遅い午後10時。しかし電車で寝すぎた自分はどうも眠くならず、徳島の街を軽く走ったり、意味もなく筋トレしてみたり、アメトークに出ていた芦田まなちゃんに自分の中に潜むロリコンを確信したり・・・・
1泊して次の日、朝から目的地である吉野川遊園地へと向かいます。電車で30分くらいだったかな。
確か「西麻植」とかいう無人駅から徒歩10分くらい。電車からも良く見えるんだけど、入り口はというとちょっと行きづらい。まぁ例によって開園前なので外周を見てきたり、スタッフの方にお話伺ったり、アトラクション数が少ないとはいえフリーパス2000円切りはかなりの安さだと思う。
入園してコースターに向かい、一通り見て周る事に。ここからは
パーク全体として別ページ
にて。
閉園が近い訳だし、混んでる可能性も想定して丸一日いる予定だったのですが、まぁ午前中には粗方周っちゃった訳で、どうしよう、、、せっかく徳島まで来たんだし、、、
ここで脳裏に浮かんだのは「あすたむらんど徳島」と「とくしまファミリーランド」の二箇所。
前者は三精輸送機の大型急流滑りが有名な公園のようなパークでコースターは無し。後者はというと動物園付属の小さな遊園地で、量産機ですがコースターが2機。
激しい葛藤の末、残りの時間を使ってとくしまファミリーランドに行く事に。徳島駅からバスで20分程度とアクセスはこちらの方が断然良かった感じです。
名残を惜しみながら、でも電車が来ちゃうので全力ダッシュで吉野川遊園地を後にし、ギリギリ乗り込んだ電車。これ逃したらまた1時間ww
バスへの乗り換えもスムーズに出来て、さぁ、2時間くらいでさくっと見て周るぞ!
前述の通り動物園の付属的な遊園地、よって規模としては先ほどと同等かそれ以下のこじんまりとしたもので、なにより名前のシンプルさがそれを物語っていますね。
そうはいっても動物園とは経営が別で、コチラは入園無料。そうとは知らずに動物園の入園券を手に入り口へ向かう高1男子一人。アホだと思われてたと思うw
ちょっと見づらいですが、入り口の上を豆汽車的なのが走ってて、それがこちらのメインアトラクションらしい。
フリーパスは2500円、割と迷ったけどここは回数券でいいや、そんなことを思いながらまずは入園、適当に写真撮影から始める事に。。。
とりあえずパークの雰囲気とちょっとだけアトラクションの解説を。基本的に明昌機の寄せ集めですね。
観覧車からパークの中心部。「海賊船」と名づけられたバイキングや、ロックンロール、チェーンタワーといった古典的機種達が並びますが、数は多いとはいえません。
後から知ったんですが、観覧車はスケルトンゴンドラを導入してるんですね。是非あいあいアンブレラも!
とりあえず同園では一番の絶叫マシンかな?要するに各地に点在するベコマのジュニアコースター207、「ガジェット」型です。特にこれオリジナルな要素とか、他との乗り味の違いは存在しないですが、パークの規模を考えれば適材適所かと。
ただ他と比較して考えるなら300円で一周はちょっと高いかな。
そしてもう1つのコースター「マッドマウス」もまた、完全な同機種は無いにせよ典型的なマウス系です。
右上に写ってるのはドリフトカートとかそんな名前のバッテリーカーのコース。パークの端っこの方にありますが、ここでも外周を汽車のレールが通ってるのが判ります。
一応この二機が、これからの同県内唯一のコースターとなる訳ですが、いづれも遠方から乗りに来る様な
個性あるものではないにしろ、子供達のデビュー機としてはうってつけの小型コースターです。ドラゴンコースター級もあったらベストですね。
遊園地としては、何より屋内アトラクションが少ない!明昌中心のパークなので難しいかもしれませんが、泉陽のシューティングライドは今やファミリー向けパークの必須アトラクションだと思いますし、どんな低クオリティな物でもお化け屋敷も欲しい所ではあります。
それでは最後に、「絶叫REVIEW」にてあやめ池遊園地のページで紹介されていた伝説のアトラクションをご紹介
何度見ても名前からまず意味がわから無い。そしてこんなものがあやめ池のみならずこんなところにもあるとは!噂によればみさき公園にもあるとか何とか。ふぅ。
簡単に概要を説明すると、屋上遊園地なんかにあるようなコイン式のミニSLがあって、その周りにアニメのキャラのぬいぐるみやオブジェを配して「アニメのれる」という事なそうですが。。
残念ながらこの日はクローズ。いや、やってても乗らんけどw今後再開の見通しがあるかは不明。
ただ存在するものとしてはあやめ池のものよりはライトかな。版権モノがあんま少ないし、むしろこんな少量で「アニメのれ」てるかどうかはきわどいですがw
じゃあラストにゲーセンでも寄って
やっぱりこういうところは判ってるよさすがローカル遊園地。吉野川がゲーセン閉鎖済みばっかでちょっと残念だったんだけどここに来て太鼓の達人6は嬉しいって。8はどっかで見かけたけど、6は最近見た中では最古じゃないか!?幸せだわぁ。
さて、5時の閉園からもうしばらくして、バスで徳島へ戻り、本当はここで少し移動していける所まで行ってから宿泊すれば翌日寄り道できたかもしれないんですが、連泊にしちゃったんで仕方ない。翌日も始発なんで早くから寝ることに。
最終日はまた行きと同じ帰るだけなんですが、岡山での乗り換えに30分くらい余裕があるみたい。なら、行く所は1つでしょうw
2年位前の夏休み、そのときも夜行列車かなんかで九州から岡山に戻ってきて、鷲羽山ハイランドに行くための乗り換えのあき時間に様子を見に来たんですが、そのときはもうまだ空も暗い午前5時とかでw
じゃあ今日は何時なのかというとまぁ7時くらいなんでw確かに明るいですけど営業はしてないんですよね
今更だけど、ここのジョイポリスはアトラクションの営業を既に中止していて、事実上ちょっと大きいセガワールドと同じゲーセン&カラオケ、ボウリング施設に過ぎないんですよね。前回来た時はまだやってたときだったのに(泣)
実はサウンドホラーアトラクション「マダーロッジ」が生き残ってたパークで、密かにいつか来たいと思っていたのですがね。コイン式のものが北海道のルスツリゾートにあるようなのでそこで体験できるといいな。
その後はまた電車に揺られてガッタゴト。往復電車ですごく疲れたのに、それに見合うだけの凄いコースターとかがないさらっとした旅でしたが、交通費という意味では四国まで往復して4000円ちょっと。やばいってw
更に今回思ったのは、夜行使わなくても結構なところまで電車で出て行けること。四国に限らず、時間さえ割けば関西の方へは余裕だし、始発で行けば浜松辺りを通過するのはまだ午前10時とか。日帰り、できるじゃね?
ちょっとしたアクシデントもありましたが、大事に至らず帰宅できて何よりです。その節に関してはとてもお世話になりお詫びとお礼を申し上げたい方と、今からでも殴りに行きたいほど失礼な対応をされた方がいるのですが、色々考えた末ここでは深くは書かないことにしました。
何度も言いますが、吉野川遊園地の営業は2011年8月までです。ちょっと遠いですが頑張ればいけない距離では無い事は当HPが保障します!是非行ってみて下さい。
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